久保建英マッチレポート ヘタフェVSレアル・ソシエダ(2020-2021ラ・リーガ第23節)
- 2021.02.15
- サッカー

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試合結果
0-1 ソシエダ勝利
試合トピックス
29分 ソシエダGOAL>>オヤルサバルのシュートがクロスバーで跳ね返ったところをイサクが押し込む
58分 久保IN、ダミアン・スアレスOUT
94分 ソシエダ、フェルナンデスがロングフィードから抜け出しペナルティエリア内でシュート。キーパーがセーブ
久保・ヘタフェ詳報
ヘタフェは前節同様、久保とアレーニャをスタメンから外し、従来の守備的な布陣でスタート。
これは、前節に続き守備の再構築を図ることと現在リーグ上位にいる調子のいいソシエダとのチーム力の差を考えての判断だったと思われる。
(筆者の本音としては、マドリー戦は仕方ないにしても、もう少し久保・アレーニャを我慢して使い、攻撃型チームへの進化を進めて欲しいのだが・・・。しかしここ最近の失点数と降格圏が迫る状況を考えれば監督の判断が致し方ないということも理解できる。)
そして、前節と違う点は、2トップにし、そこにマタとクチョを置いたことだ。トップからタイトなディフェンスをスタートさせ、最終ラインを高い位置に保つことにより全体的な守備のインテンシティを前節より高めることが狙いだった。
実際にその目的は達成している。ソシエダに対してシュートチャンスをほとんど与えなかった。
しかし、攻撃が全く機能しなかった。守備的戦術はソリッドなカウンターがあってこそ勝ち点に結びつくものだが、それが全くなかったのだ。久保とアレーニャが後半途中から交代出場を果たすまでほとんど攻撃らしい攻撃ができていない。
現在降格圏が近づいているチームであるという事実を突きつけられたかたちだ。
相手がワンチャンスで勝利をものにしたということもその事実を浮き彫りにさせる。
今はとにかく得点が欲しいが、まずはそれ以上に攻撃をやりきるシーンを増やしたい。攻撃のシーンがないと選手に徒労感が募るだけだからだ。つまり状況が良くならない。
さて、久保であるが58分から定位置の右サイドアタッカーとしてアレーニャとともに投入されている。
プレーは悪くなかった。ボールに触れば、アレーニャとともに攻撃のリズムをつくりだし、相手ゴールに向かってチームを前進させている。
しかしいかんせんこの二人のボールタッチが少ない。これでは確率的にも得点に結びつけることは至難と言わざるを得ない。
久保にしてみれば、現状においてはこうした中で結果を出すしかない。そうすればチームがより彼を信頼し、久保自身もやりやすくなるしチームも好転することは間違いないからだ。
久保には依然として困難が立ちはだかるが、これを乗り越えてこそ、光輝く未来が待っている。頑張ってほしい。
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