久保建英マッチレポート ビジャレアルVSヘタフェ(2020-2021ラ・リーガ第34節)

久保建英マッチレポート ビジャレアルVSヘタフェ(2020-2021ラ・リーガ第34節)

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試合結果

1-0 ビジャレアル勝利

試合トピックス

42分 ビジャレアル、カプエが相手ディフェンダーのリフレクションからのボールをボレーシュート。キーパーがセーブ

46分 ヘタフェ、アランバーリがミドルシュート。キーパーがセーブ

64分 ヘタフェ、ウナルがペナルティエリア内角度のないところからシュート。キーパーがセーブ

78分 ビジャレアルGOAL>>スペースへのパスに抜け出したピノがペナルティエリア内で右足を振りぬきゴール

83分 久保IN、アランバーリOUT

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久保・ヘタフェ詳報

ヘタフェは前節ウエスカ戦と同様の戦術とフォーメーションで試合に臨んでいる。つまり、2トップとし、アレーニャ、久保を起用しないという従来の守備的な戦術である。

これが良かった。前節からの良いイメージそのままにほぼヘタフェのペースで試合を進めることができている。

ビジャレアルがエースのモレノを後半途中まで温存していたこともヘタフェペースとなった要因だが、それを差し引いてもヘタフェが優れていた。選手同士の距離感の良さ、ボールチェイスに行くタイミングの良さ、はチーム全体で素晴らしく、数試合前までの不調時の守備が嘘のようであった。

特に素晴らしかったのは左サイドのククレジャである。普段からポーカーフェイスでありながら怒涛のようなボールチェイスを繰り返すことのできる選手だが、この試合ではそのプレーがさらに洗練されていた。チェイスにいくタイミングつまり相手に圧力をかけるタイミングは的確で、ビジャレアルの選手のボールロスト、リズム消失、ミスを誘発していた。

前節から好調時のヘタフェが戻ってきたという感じだ。

一方、得点を奪えず勝ち点0で終わったという事実は看過できない。

攻撃面ではまだまだ”一刺し”を欠いており、”一刺し”のできる上位チームから勝ち点を奪うのが難しいチーム状況だ。それに関しては好転していない。

降格争いを完全に脱し切れていない今、この攻撃面の問題が最悪の結果を招かなければよいのだが・・・。

さて、久保であるが、相手にリードを奪われた時点での投入となった。ポジションは右サイドアタッカーである。

期待されていたことはシンプルで、チームの得点に貢献することであったが、その結果を導くことはできなかった。

他の選手にはできない相手に冷や汗をかかせるプレーが2つほどあったものの、前節出場できていなかったせいか、フル出場した前々節のバルサ戦で取り戻した自信とリズムがまた少し失われているに見受けられた。

守備面でチームは大きく改善したが、攻撃面での状況は変わっていない。ボルダラス監督もその部分で久保に期待し続けていることは間違いないので、ある意味で開き直って、自身を取り巻くネガティブな状況を気にせず、目の前のプレーに集中すること、サッカーを楽しむことを心掛けるべきときなのかもしれない。

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