久保建英マッチレポート 日本代表VSオマーン代表(2022W杯アジア最終予選①)

久保建英マッチレポート 日本代表VSオマーン代表(2022W杯アジア最終予選①)

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試合結果

0-1 オマーン勝利

試合トピックス

12分 オマーン、左サイドを崩し、ペナルティエリア内に進入したアルマンダルアルアラウィがシュート。キーパーがセーブ

27分 日本、ロングボールに反応した伊東がペナルティエリア内でシュート。キーパーがセーブ

59分 オマーン、日本のミスからアルハジリがシュート。キーパーがセーブ

64分 日本、大迫がミドルシュート。キーパーがセーブ

66分 オマーン、アルブサイディがミドルシュート。キーパーがセーブ

69分 久保IN、鎌田OUT

88分 オマーンGOAL>>右サイドからの低いクロスに合わせたアルサビがゴール

93分 日本、久保が左サイドから中央にカットインしペナルティエリア手前で右足シュート。キーパーがセーブ

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久保・日本代表詳報

日本はホームでの重要な初戦を落とした。

敗因はいくつもあり、それを羅列することは可能だが、一言、単純にオマーンが良くて日本が悪かった。

VAR判定で一度はPKを逃れたものの終盤点を奪われ敗戦を喫した。

シビアなアジア最終予選のホームでの初戦で相手に勝ち点3を献上してしまった。重い敗戦と言わざるを得ない。

最終的な結果に影響しないことを願うばかりである。

なお、生産性に乏しい行為ではあるが、敗因を簡単にいくつか挙げておく。

・選手のメンタルコンディション・・・オマーンのほうがこの一戦に集中していた。チャレンジャー精神をベースにチームが一丸となっていた。日本は初戦ということで固くなり、精神的にどこか構えてしまっていた。

・ゲームに対するプランニングの差・・・オマーンは細部まで日本を研究していた。守備ではセンターラインを厚めにし、だからといってサイドを明け渡すようなことをしなかった。守備時は5バック気味にすることを厭わず、攻撃時にはきちんと複数でサイドを攻略することを試みていた。その証拠に日本は何度もサイドを攻略され失点もサイドのクロスからであった。対して日本は準備が十分ではなかった。いつものように4-5-1にこだわり、サイドとセンターを揺さぶりながらスペースをつくるなどの工夫もなかった。ただ漫然と時間を過ごした。ドロー狙いのようなゲームを展開していた。これではサッカーの神様は微笑まない。

・森保監督の采配ミス・・・単純に采配ミスが多かった。スタートの人選は理解できるものの、途中交代の采配がすべて中途半端だった。古橋を起用するならなぜあのタイミングで中盤左サイドで起用したのか。原口が良くなかったという理屈は理解できるが、それならば久保を使うべきだった。次に伊東に代えて堂安というのも理解に苦しむ。あれでオマーンはだいぶ楽になった。伊東は効果的なプレーは少なかったもののそれでも縦へのプレーでオマーンに警戒感を与えていた。雨というピッチコンディションと伊東のプレースタイルの相性の問題はあったもののそんなことはわかってスタートから起用していたはずである。そして堂安は五輪ではプレーの選択肢に関して限界を露呈しクラブに戻ってからも一切プレーしていない。そんな状態の選手をなぜ伊東に代えたのか理解に苦しむ。五輪代表でコンビネーションが醸成された久保とのユニットで交代出場させるのなら理解できるが・・・。そして最後の交代が久保である。はっきり言って謎である。古橋、伊東のタイミングで交代させず、交代選手の中で最も時間を与えなかった。こういうゲームでこそ違いを見せられることは皆わかっている選手である。鎌田にはない個人技とアイデア、小さいスペースでのプレーで狭いエリアでもギャップをつくることができるし、相手チームの守備の重心を見据えて両サイドに的確にポジションを取れる選手でもある。チームとして久保が出たときのトレーニングが十分にできていなかったということなのだろうか?だとしたらチームマネジメント上の罪である。

さて、久保であるが、トップ下で出場し、右・左と自由に動く役割を与えられていた。ほぼ五輪代表と同じタスクである。

しかしながら、雨脚が強い中で初めて体験する独特のゲームクオリティとなるアジア最終予選ということもあり、効果的なプレーは見せられなかった。

自身に課せられたタスクと周囲の期待を自覚し、意欲的なプレーは見せたが、うまくいかなかった。自らの仕掛けから中央を崩しエリア内に進入したシーンは最大の見せ場だったが、柴崎のパスがずれたためシュートには至らなかった。また左サイドで1対1でドリブルを仕掛けたシーンも抜き切れなかった。

とはいえ、他の選手にはできないプレーの選択肢を見せることができていた点は好材料だ。スペイン代表の選手たちのように狭いスペースでも縦パスを入れることのできる能力を随所で見せ、オマーンの守備陣にほころびを生じさせていた。

間違いなく長い時間プレーさせるべき選手だ。

フィジカルコンディションも良い。

次戦は長時間のプレーと、そしてゴールを期待したい。

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