久保建英マッチレポート レバンテVSマジョルカ(2021-2022ラ・リーガ第20節)

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試合結果
2-0 レバンテ勝利
試合トピックス
4分 マジョルカ、ジャブレスが左サイドからカットインしてシュート。キーパーがセーブ
4分 レバンテ、ソルダードがミドルシュート。キーパーがセーブ
27分 レバンテ、バルディがミドルシュート。キーパーがセーブ
28分 マジョルカ、右サイドのクロスからニーニョがヘディングシュート。キーパーがセーブ
46分 レバンテGOAL>>抜け出したソルダードがキーパーとの一対一を制し、ゴール
50分 レバンテ、ロジェールのヘディングシュートがポストに直撃
67分 マジョルカ、オリバンがPKを失敗
96分 レバンテGOAL>>モラーレスがカウンターから抜け出しゴール
久保・マジョルカ詳報
久保は先発フル出場となった。
事情(恐らくコロナ感染だが非公表)により年明けからベンチ外が続いていた久保だが無事復帰を果たし先発フル出場となった。
ポジションはトップ下を基本に右サイドも使うというプレーとなった。
パフォーマンスについては十分ではなかった。
11月に怪我から復帰を果たし年末にかけてあがっていた身体のキレが落ちていた。恐らくコロナ感染によりチームトレーニングに参加できず、療養の時間も長かったのだろう。その影響があったように思う。
そのせいか、ポジションもタイトな密集地であるトップ下よりも右サイドでプレーする時間が増えた。
監督はもっとトップ下で攻撃のアクセルとなることを望んでいたと思われるが、それを遂行できなかった印象だ。
また、ペナルティアリア前からの2本の左足シュートもあったが2本とも枠外となった。利き足での得意な位置からのシュートということで好調な久保なら一本は決めていた可能性が高いと言わざるを得ないだろう。
加えて、ビハインドとなってからはチームは久保に頼り、久保に多くのボールが集まったが期待に応えることができなかったという点もこうした評価を下さざるを得ない理由だ。
とはいえ、キレが上がってきた中でのコロナ感染やこの試合でチャンスを生かせなかったことばかりを残念がっても仕方ない。
今やコロナの感染力は誰がなってもおかしくない状況だ。
時計の針は進み続ける。
身体のキレを戻し次の試合での活躍を期待したい。
なお、試合は、長く勝利のないレバンテがホームの声援を文字通り力にして勝利したというゲームとなった。
昨今、VARの導入などでホームアドバンテージは昔ほどなくなっているが、この試合に関しては間違いなくあった。
審判に対してのプレッシャーもそうだし、味方選手に対しての声援もそうだ。ホームアドバンテージを生み出すエネルギーにスタジアム中が満ちていた。人数制限があったにも関わらず。
マジョルカのPK失敗とニーニョ、久保のゴール取り消しシーンがその象徴的な場面だ。
やはりサッカーにおけるサポーターの力は大きい。
そう感じるゲームとなったし、それがホームのレバンテの勝利を呼んだように思えてならない。
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