久保建英マッチレポート ビジャレアルVSアスレティック・クラブ(2020-2021ラ・リーガ第15節)

久保建英マッチレポート ビジャレアルVSアスレティック・クラブ(2020-2021ラ・リーガ第15節)

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試合結果

1-1 引き分け

試合トピックス

19分 アスレティックGOAL>>スルーパスに抜け出したイニャキがキーパーの股を抜くシュートでゴール

42分 ビジャレアル、モレノのスルーパスからペーニャがシュート。キーパーがセーブ

44分 アスレティック、クロスからベスガがヘディングシュート。キーパーがセーブ

49分 ビジャレアル、モレノのスルーパスからニーニョがシュート。キーパーがセーブ

73分 ビジャレアル、ペナルティエリア内でピノがシュート。ポスト直撃

74分 ビジャレアルGOAL>>クロスからペナルティエリア内でピノがシュート

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久保・ビジャレアル詳報

勝ちきれない試合が続いているビジャレアルだが、この日も同様の結果に終わっている。

チームの状態は悪くないが、相手も一筋縄ではいかない相手ばかりだからだ。この試合でも前半はアスレティックのリズムだった。

後半にモレノを中心にゴールへの迫力を見せたものの、アスレティックも我慢強くプレーしており、引き分けは完全に不公平な結果とは言えないだろう。

さて、久保であるが、2試合連続で出番なしとなった。

チーム内の序列がまたしても後退していることは事実であろう。

前節結果を出したニーニョやピノをチュクウェゼや久保より優先してプレータイムを与える起用は、これまでのエメリの方針からは違和感はないものだが(しかもそれが当たっている)、その後チュクウェゼにチャンスを与え、久保にチャンスを与えなかったのは日本人からすれば決して納得はできない。

もちろん冷静に見れば、同点の状況で失点をしたくないこと、カウンターによる縦のスペースへの短時間での突破での得点を狙いたいこと、を考えるのは自然で、そうしたときには久保よりチュクウェゼに適性があるのは事実だ。

また、監督が久保を完全に信頼している状況でないことからチュクウェゼに秤が傾くのは仕方ない。

あるいは、外部からはわからないが、フィジカルコンディションについてクラブの計測などで他の選手に比べ落ちているのかもしれない。

しかし、久保はプレータイムが長ければ長いほど、成長し、巨大な才能を発揮するようになるのは明らかで、それは昨季のプロセスでも証明されている。(他の選手はレベルの高い低いはあるにせよ、一定才能の底が見えるものだが久保はそうではない。)

前節・今節は試合展開的にも久保を起用しない理由はなくはないが、エメリの真意によっては進路変更を検討する必要があるかもしれない。

エメリが引き続き期待を寄せているのなら、シーズン終盤には絶対的なポジションを獲得していることを信じて疑わないが、その前提が変わっているのなら、考えるべきだろう。

10代でのプレータイムの損失はキャリアにとって最大のマイナスだからだ。

進路変更の場合、行先によってはキャリアの後退に見えるかもしれないが、そうではないと強く確信している。一見回り道や後退をしたように見えてもバロンドールに接近した選手はこれまでもたくさんいる。

久保の学習能力と成長能力は世界トップクラスと言っても過言ではない。試合に出れば出るほど偉大なプレーヤーになる可能性が高まる。

いずれにせよ、久保はエメリと話す(話している)だろう。

久保の決断はこれまでもはたから見ても正しいと感じる。その決断を尊重し、変わらず挑戦を応援していきたい。

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