久保建英マッチレポート ビジャレアルVSレバンテ(2020-2021ラ・リーガ第17節)

久保建英マッチレポート ビジャレアルVSレバンテ(2020-2021ラ・リーガ第17節)

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試合結果

2-1 ビジャレアル勝利

試合トピックス

(※久保がベンチ外となったので省略します。)

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久保・ビジャレアル詳報

(※久保がベンチ外となったので試合の詳細は省きます。)

久保のベンチ外は今冬の移籍によるものと見て間違いないだろう。

試合後の記者会見で監督のエメリも久保の移籍に関して言及したようだ。(ちなみにチームからではなく久保のほうからの移籍の意向ということのようだ)

筆者は出番のなかった前節・前々節のマッチレポートで移籍は正しい判断であることとビジャレアルクラスでの競争を乗り越えるべく頑張って欲しいことの両方の気持ちに言及したが、見る人さらには久保本人も少なからず同様の気持ちがあったことだろう。

その中で久保は移籍を選択するという判断を下したということだろう。

これは正しい。選手として試合に出ることを望むのは当然であり、10代の選手でプレータイムが得られないのはその選手自身の成長やキャリアにとっても大きな損失だからだ。

さらに、それ以上に久保特有の事情がある。

彼は、試合の中で様々な状況に対しその高いサッカーIQで影響力を及ぼしていくことを得意としている。そうした中でこそ最も選手としての価値を発揮できるということが一点。

もう一点は、その高い学習能力で試合に出てその中で学び、吸収し、成長していくことを得意としている点だ。

(だからこそこれまでも(もちろん競争は受け入れるものの)試合に出られるということを最も重要な基準に移籍先を決めてきた。)

こうした自身の最大の特長を考えた結果、今回チームを変えるという判断を迅速に下したということだろう。(昨今10代で活躍する選手はその身体能力を武器にしている選手がほとんどだ。身体能力は誰にも負けないという前提があるからトレーニングで戦術眼やテクニックを上積みしていけば活躍の度合が広がるという理屈だが、日本人選手はそういう勝負はできない。今回の久保の判断は日本人が若くして海外でプレーするうえでの一つの重要な考え方かもしれない)

そして、この迅速さは彼の聡明さを物語ってもいる。

普通は”せっかくレベルの高い環境に挑めたのだからここであきらめずに頑張る”という選択をすることが多いが(日本人選手は特にそういう傾向が強い)、彼はスパッと判断した。

今がゴールではなく、20代中盤から後半のサッカー選手として全盛期になる時期にマドリーやチャンピオンズリーグのファイナルといった世界の高みで活躍できる選手になるというキャリアビジョンからバックキャストして判断したのだろう。

勝手ながら彼の判断を全面的に支持したい。

移籍先がどのチームになるのかは、正式な発表を待つしかないが、久保は迷いなく前進し続ける。

引き続き追っていきたい。

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