【ネタバレ】ワンピース1010話レビュー
※ネタバレ注意です※
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ワンピース1010話のサブタイトル
〝覇王色〟
ワンピース1010話のあらすじ
○マムは海に落ちそうになるところをプロメテウスに助けられる。カイドウとマムを引き離すというゾロ達の作戦は成功した模様。
○キッドとキラーがマムを追い、ゾロとローはルフィとともに再びカイドウに相対する。
○カイドウの大技で気を失っているルフィを守るべくゾロは大技”鬼気九刀流阿修羅抜刀亡者戯”をカイドウに繰り出し、大きな傷を残すことに成功。だが致命傷には至らず逆に反撃されてしまう。
○そんなゾロをフォローしようとするローだったが、カイドウの”雷鳴八卦”で吹き飛ばされる。
○ゾロとローが瀕死の中、遂にルフィは復活し、覇王色の覇気を体外に纏って攻撃することのできる新たな覇気を習得。カイドウに2撃3撃と攻撃を繰り出しダメージを与える。
ワンピース1010話の見どころ
カイドウVSルフィ・ロー海賊同盟
海面付近まで落ちたマムにはキッド、キラーが向かったため、カイドウにはルフィ・ゾロ・ローが相対することになった。
筆者が前回予想したように麦わらの一味とその他最悪の世代に分かれるのではなく、ルフィ・ロー海賊同盟とキッドたちが分かれて対応する構図になったということだろう。
なお、ローはゾロをフォローする際味方サイドの誰かの死は作戦の失敗という趣旨の発言をしている。これは義理人情や友情に厚くなったというよりは、これまでのルフィや麦わらの一味の戦いを見てきて、誰一人切り捨てることなく先へ進むために戦うことこそが最も高みまで上る方法だと実感しているからだろう。
ゾロの覇気を纏った大技”鬼気九刀流阿修羅抜刀亡者戯”
ゾロの大技が炸裂し、おでん同様カイドウに傷を負わせることには成功したが、倒すには至らず。カイドウはゾロの覇王色を疑ったが真偽は現時点では不明。
閻魔が覇気を放出する妖刀であること、ゾロの持つ和道一文字・三代鬼徹・閻魔は相性が良いこと、などを理由にルフィとは違い覇気が疑似的に覇王色のように出た可能性もある。
ルフィの覇王色レベルアップ
ルフィが、覇王色の覇気そのものを拳に纏わせ相手に触れずに攻撃する術を身につけた。
これは、過去編のロジャーの”神避”や白ひげ、そして今回ローを吹き飛ばしたカイドウの”雷鳴八卦”と同様のものである。
カイドウのローへの攻撃を見て気づいたのだろうが、驚くべき成長スピードである。
筆者は、ホールケーキアイランド編で見聞色、ワノ国編で武装色のパワーアップを果たしていたことから、ロジャーの過去編で出てきたこのレベルの覇王色の覇気にルフィが至るのは次のエピソードになると思い込んでいたがそうではなかった。
ワンピースの物語が想像以上に加速していることが伝わってくる。
ワンピース1010話を読んでの今後の展開予想
※前回までの予想に加えて、、、
ルフィとカイドウの一騎打ち
戦いは次の局面に移ったかもしれない。
つまり、ルフィと敵ボスの一騎打ちというワンピースの王道展開に戻るかもしれない。
ゾロがおでん同様カイドウに傷を残すことには成功し、立ち上がれないほどの瀕死の傷を負ったためカイドウ戦での役割は果たしたという印象であること、ルフィが新たな覇気を習得しカイドウに対し互角の戦いを演じられる確信を得たことから一騎打ちを望んでいる雰囲気になってきたこと、がその理由である。
(個人的にはコンビ戦・総力戦をもう少し見たかったが、それはアニメでじっくりやってくれることを期待したい。)
マムVSキッド・ホーキンス・アプー海賊同盟
マムにはキッドとキラーが迎撃に向かい、ローはルフィとゾロのほうに残ったことから、従来の海賊同盟の区分で戦局が展開されるかもしれない。
そうなると、同盟は崩壊しているとはいえ、まだ大きな動きを見せていないホーキンスとアプーはキッドサイドの戦いに加わるかもしれない。
ゾロが下層に戻りルフィを除く麦わらの一味とマムのバトルフラグもまだ強く残っているが。
ゾロの覇気は閻魔・和道一文字・三大鬼徹によるもの
カイドウに覇王色を疑われたゾロの覇気だが、上にも書いた通り、疑似的な覇王色である可能性が高いだろう。
覇王色は、戦いが強いだけでなく、すべての面で人の上に立つ資質を指す。ゾロに相応しいとは思えないからだ。
となるとこのカイドウにダメージを与えたゾロのこの覇気は、覇気を放出する妖刀”閻魔”、それと相性の良い”和道一文字””三代鬼徹”。この3本の刀によるものではないだろうか。
閻魔により閻魔同様覇気を放出するようになった三大鬼徹、その両刀をコントロールする和道一文字といった具合である。
ミホークが持っていたような”黒刀”になることの意味もまだ詳細は明かされていないためそれと関係する可能性も高いだろう。ワノ国編のエピローグではゾロの刀のいずれかあるいはすべてが黒刀になっているあるいはなりかけているというシーンがあるかもしれない。
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