ウソップ編&サンジ編のあらすじと見どころ(ONE PIECE(ワンピース)ストーリー紹介②)

ウソップ編&サンジ編のあらすじと見どころ(ONE PIECE(ワンピース)ストーリー紹介②)

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ウソップ編

あらすじ

シロップ村に到着したルフィたち一行は、うそつきの少年ウソップと出会う。船を求めていたルフィたちはウソップの案内で村一番の富豪の娘カヤに相談すべく屋敷を訪ねるが、執事クラハドールに追い返されてしまう。

その後ルフィとウソップはクラハドールがカヤの財産を狙う海賊キャプテン・クロであることを知る。クロは自身の率いる海賊団に村を襲わせカヤを殺そうとしていた。それを知ったルフィ達はウソップとともに海賊団と戦い、これを撃退。

ウソップを仲間に加え、さらに村を救ったお礼として海賊船ゴーイングメリー号をカヤから譲り受ける。

見どころ

ウソップ初登場

シャンクスの仲間ヤソップの息子という出自がこのとき明かされている。

名前やうそつきという設定は、明らかにイソップ寓話のオオカミ少年からきており、作中でもオオカミ少年同様毎日村を嘘をついて回っていたことから海賊が襲撃にくることを村人に信じてもらえなかった描写がある。

また、長い鼻はピノキオを想起させ、童話・寓話的なイメージから生まれたキャラクターであることが伝わってくる。ワンピースが単なる現代日本の一漫画ではなく、日本も含め世界中で延々と受け継がれてきた普遍的な物語文化を継いでいる作品であることが伝わってくるキャラクターである。秀逸だ。

そして、さらに素晴らしいのは、ウソップはこれまでの少年漫画の主人公サイドにはいないタイプのキャラであるということだ。顔はかっこよくなく、臆病者で、虚勢をはってばかりの一見情けない性格。だが、優しく、誇り高く、自分の気持ちに嘘をつかない心根の強いキャラでもある。

ルフィやゾロが少年漫画的な強いキャラなら、ウソップは読者が頑張れば誰でもなれると思わせる魅力的なキャラである。臆病者だからこそ遠く離れた位置から攻撃できる狙撃の才能を有している点も秀逸な設定であり、主人公ルフィより感情移入する読者も多いはずだ。

練られたドラマ性

このウソップ編からワンピースの非常に練られた素晴らしいドラマ性が発揮されている。

うそつきのウソップという寓話・童話により読者が普遍的に持つイメージから入らせて、その流れを踏襲しつつ良い意味で裏切って話を面白く展開させている。

日頃から嘘をついてばかりのウソップの言葉を村人に信じてもらえないという描写があるが、実は村人はウソップが日頃嘘をついている理由を知っていて優しく見守っていたり、本当の嘘つきは物静かにカヤを騙していたクロであったり、といったシナリオはまさに良い意味での裏切りである。

ウソップの旅立ち

ウソップ編のテーマはオオカミ少年ではない。最も伝えたいテーマは、戦う力の強さや夢の大きさは関係なく、将来の夢に向かって進んでいくことの勇気であり、大事さであり、その一歩を踏み出したときに味わう子供時代との別れであるように思う。

ラストのウソップとウソップ海賊団(村の子供3人組)の別れのシーンは涙なしには見られない名シーンだ。

該当コミック・アニメ話数

コミック
3巻 23話 〝キャプテンウソップ登場〟
24話 〝偽れぬもの〟
25話 〝ウソ800〟
26話 〝キャプテン・クロの一計〟
4巻 27話 〝筋〟
28話 〝三日月〟
29話 〝坂道〟
30話 〝GREAT!!!〟
31話 〝真実〟
32話 〝大凶〟
33話 〝音無き男〟
34話 〝執事クラハドール〟
35話 〝ネオ坂道〟
5巻 36話 〝追え〟
37話 海賊〝百計のクロ〟
38話 〝海賊団〟
39話 〝誰がために鐘は鳴る〟
40話 〝ウソップ海賊団〟
41話 〝海へ〟
アニメ
1st東の海編piece.3 9話 正義のうそつき? キャプテンウソップ
10話 史上最強の変な奴! 催眠術師ジャンゴ
11話 陰謀を暴け! 海賊執事キャプテンクロ
12話 激突! クロネコ海賊団 坂道の大攻防!
1st東の海編piece.4 13話 恐怖の二人組! ニャーバン兄弟VSゾロ
14話 ルフィ復活! カヤお嬢様の決死の抵抗
15話 クロを倒せ! 男ウソップ涙の決意!
16話 カヤを守れ! ウソップ海賊団大活躍!
1st東の海編piece.5 17話 怒り爆発! クロVSルフィ決着の行方!

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サンジ編

あらすじ

シロップ村を出航したルフィたちは海上レストラン”バラティエ”にたどり着く。そこで副料理長をしているコックのサンジと出会う。

ルフィはサンジを仲間にしようと決めるが、海賊クリークが現れ、バラティエを乗っ取ろうとする。

さらにクリークを追って世界最強の剣士である”鷹の目のミホーク”が現れる。ゾロはミホークに勝負を挑むも敗北。ミホークはそのままバラティエを後にする。

その後、ルフィはクリークを倒し、サンジを仲間にする。一方、ナミは戦いの最中一人メリー号でどこかに出航してしまう。

見どころ

サンジ初登場

常にタバコを吸い、戦いは足しか使わないという設定で印象的な登場となっている。女好きというある意味テンプレートなキャラ設定も付与されているが、これらの設定にはきちんと理由があり、後のストーリーでその理由が出自とともに明らかにされていく。

また、ルフィに夢を語るシーンでは無邪気さが表現されていたり、バラティエの仲間たちとの別れでは涙を流すなど少年的な描写も特徴的で、大人ぶりながら中身は少年であるということをわかりやすく表現した非常に魅力的なキャラクターに仕上がっている。

壮大な世界観を見せ始めるエピソード

世界最強の剣士である”鷹の目のミホーク”が初登場しているが、ミホークは世界で7人しかいない海軍公認の”王下七武海”の1人であることも明かされている。世界最強クラスの海賊をここで登場させ、そうした存在が7人もいることを認識させることにより、ルフィたちの挑む世界の大きさを表現している。

また、世界中の海の生物がすべているとされる海である”オールブルー”の存在についてもサンジの夢として語られており、このシーンも世界の大きさを感じさせるものとなっている。

ゾロVSミホーク

ゾロがおもちゃのような短刀であっさり負けてしまうほど圧倒的な力の差が表現されているが、その中でゾロは「背中の傷は剣士の恥」として堂々とした負けを選んだり、「俺はもう二度と負けねえから」と涙ながらにルフィに叫ぶシーンがある。

ゾロの悔しさ、プライド、決意といった心の強さをないまぜに表現しているシーンであり、心が大きく揺さぶられる。

サンジの旅立ち

サンジ編における最大の見どころは、やはりラストの旅立ちのシーンだ。

最後まで意地を張って素直に挨拶できないサンジと不器用な育ての親であるバラティエのオーナーのゼフ。

サンジが旅立とうとする最後の最後で、ゼフが「風邪ひくなよ」と親なら、いや親だからこその愛情のこもったありきたりの言葉をかける。そしてサンジは大号泣で土下座してすべての感謝をゼフに伝える。

このシーンでサンジ同様大号泣する人は多いはずだ。自身の人生を振り返っても感情が溢れてくる人は多いのではないだろうか。

様々な要素がちりばめられているエピソードだが、”自立・別れ・親子の愛”がメインテーマであることは間違いない。

該当コミック・アニメ話数

コミック
5巻 42話 〝ヨサクとジョニー〟
43話 〝サンジ登場〟
6巻 44話 〝三人のコック〟
45話 〝嵐前〟
46話 〝招かれざる客〟
47話 海賊艦隊提督〝首領(ドン)・クリーク〟
48話 〝その航路、やめときな〟
49話 〝嵐〟
50話 〝己々が路(みち)〟
51話 〝ロロノア・ゾロ海に散る〟
52話 〝誓い〟
53話 〝サバガシラ1号〟
7巻 54話 〝パールさん〟
55話 〝JUNGLE BLOOD〟
56話 〝やなこった〟
57話 〝夢在るがゆえ〟
58話 〝クソジジイ〟
59話 〝恩〟
60話 〝ケジメ〟
61話 〝鬼〟
62話 〝M・H・5〟
8巻 63話 〝死なねェよ〟
64話 〝大戦槍〟
65話 〝覚悟〟
66話 〝噛み殺した槍〟
67話 〝soup〟
68話 〝4人目〟
アニメ
1st東の海編piece.5 20話 名物コック! 海上レストランのサンジ
1st東の海編piece.6 21話 招かれざる客! サンジの飯とギンの恩
22話 最強の海賊艦隊! 提督ドン・クリーク
23話 守れバラティエ! 大海賊・赫足のゼフ
24話 鷹の目のミホーク! 剣豪ゾロ海に散る
1st東の海編piece.7 25話 必殺足技炸裂! サンジVS鉄壁のパール
26話 ゼフとサンジの夢 幻のオールブルー
27話 冷徹非情の鬼人 海賊艦隊総隊長ギン
28話 死なねェよ! 激闘ルフィVSクリーク!
1st東の海編piece.8 29話 死闘の決着! 腹にくくった1本の槍!
30話 旅立ち! 海のコックはルフィとともに

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