経営に関するおすすめ本29選(初心者~中級者向け)

経営、経営学に関するおすすめ本を紹介したいと思います。

ここで紹介する本は以前筆者が尊敬する知り合いの経営者の方からおすすめされた本になります。実際に読みましたが大変有意義でした。

そうした実感があるので自信を持っておすすめしたいと思います。

経営者を目指している方は勿論、経営企画や経営コンサルなど経営に関わる仕事を目指している方、またそうした仕事を始めたばかりの方などには特にお役立て頂けるものと思います。

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経営(学)全般系


●「ゼミナール経営学入門」(伊丹敬之、加護野忠雄/日本経済新聞出版社)

経営(学)の範囲や全体像をつかむための基礎テキストです。「まずはこれ」というべき入門書になります。


●「経営をみる目」(伊丹敬之/東洋経済新聞社)

テーマやトピックスは絞られていますが、入門書としては最適です。


●「一橋ビジネススクール知的武装講座3部作」(伊丹敬之/プレジデント社)

幅広い経営テーマについて考えさせてくれる本です。中級者向けになります。


経営戦略系


●「MBA経営戦略」(グロービス経営大学院/ダイヤモンド社)

いわゆる経営戦略論の入門書となります。


●「経営戦略の論理」(伊丹敬之/日本経済新聞出版社)

経営戦略の解説本とも言うべき内容になっています。本格的な内容なので中級者向けです。


●「ブルーオーシャン戦略」(W・チャン・キム他/ランダムハウス講談社)

ブルーオーシャン戦略を取り扱った本になります。今では有名な経営戦略なので入門書と言っても差し支えないと思います。


●「BCG戦略コンセプト 競争優位の原理」(水越豊/ダイヤモンド社)

外資系コンサルタントによる経営戦略の構造を解説した本です。入門書という意味では必須ではありませんが、戦略のフレームワークに関する理解の助けになります。


経営論系


●「V字回復の経営」(三枝匡/日経新聞出版社)

具体的・実践的な内容になっています。実際の状況に重ね合わせながら読むことができるので経営論について学びやすい本です。


●「ビジョナリー・カンパニー」(ジェームズ・C・コリンズ他/日経BP)

アメリカの好業績企業に関する研究内容をまとまた本です。アメリカの企業の成功例から学びを得たい人向けです。


●「ビジョナリー・カンパニー2」(ジェームズ・C・コリンズ他/日経BP)

「ビジョナリー・カンパニー」の続編です。


●「隠れた人材価値」(チャールズ・オライリー他/翔泳社)

人材を大事にする経営論に関してアメリカでの実践例をまとめたものとなります。


●「知識創造企業」(野中郁次郎、竹中弘高/東洋経済新聞社)

知識社会における経営論についての本です。組織運営に関しての考察がなされています。


●「マネジメントの本質」(関根次郎/東洋経済新聞社)

マネジメントに関するアプローチから経営論を展開している本です。どちらかというとリーダーを目指している人向けです。


●「マネジメント」(P.F.ドラッカー/ダイヤモンド社)

ドラッカーの定番書です。原理原則的な経営論をおさえたい方はこちらが必須です。


●「目に見えない資本主義」(田坂広志/東洋経済新聞社)

資本主義のあり方についての論考が展開されています。経営論的観点から見てもためになる本です。


コーポレートガバナンス系


●「会社はこれからどうなるのか」(岩井克人/平凡社)

日本的な経営について考える際の入門書とでも言うべき本です。


●「会社はだれのものか」(岩井克人/平凡社)

「会社はこれからどうなるのか」の続編です。


人事制度系

●「人事管理入門」(今野浩一郎、佐藤博樹/日本経済新聞出版社)

人事管理についての入門書になります。人事関連の内容を一通りおさえたい人には最適です。


組織論系


●「組織戦略の考え方」(沼上幹/ちくま新書)

組織に関する知見を得るため、組織を見る目を養うための本です。


リーダーシップ系


●「リーダーシップ論」(ジョン・P・コッター/ダイヤモンド社)

リーダーシップ論に関する定番中の定番書です。リーダーシップに関する必須本です。


●「人を動かす」(D・カーネギー/創元社)

これも定番です。リーダーシップについて必要な知見を得られる本です。


●「なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか」(田坂広志/PHP)

経営者というよりも管理職向けの本です。管理職に必要な考え方について説かれています。


マーケティング系


●「MBAマーケティング」(グロービス経営大学院/ダイヤモンド社)

マーケティングについて一通り知りたい人向けです。マーケティングに関しては必須の入門書です。


●「なぜみんなスターバックスに行きたがるのか」(スコット・ベドベリ/講談社)

ブランドの本質を知ることができます。


●「なぜこの店で買ってしまうのか」(パコ・アンダーヒル/早川書房)

アメリカの小売マーケティングに関する本です。店舗系・小売系分野の方向けのマーケティングの本です。


●「パワーブランドの本質」(片平秀貴/ダイヤモンド社)

日本的アプローチでのブランド論が展開されています。


●「売れるもマーケ、当たるもマーケ‐マーケティング22の法則」(アル・ライズ他/東急エージェンシー)

マーケティングに関する読みやすい本です。マーケティングについてはまずはこれから読むのもいいかもしれません。


ファイナンス系


●「ファイナンシャル・マネジメント‐企業財務の理論と実践」(ロバート・C・ヒギンズ/ダイヤモンド社)

企業財務について一通り学べる入門書です。


●「MBAバリュエーション」(森生明/日経BP)

企業価値算定の手法を勉強したい人向けの本です。


以上となります。

実際に仕事で経営に関わってみると、こうした理論は後付けの言葉遊びのようにも見えるものです。

実際にそうかもしれませんが、こうした知見は先人の経験により得られたものを構造化・体系化したものなので、自身の理解やそれに基づく行動を早める助けになることは間違いありません。

ぜひお役立てください。

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