【ネタバレ】ワンピース1023話レビュー
※ネタバレ注意です※
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ワンピース1023話のサブタイトル
〝瓜二つ〟
ワンピース1023話のあらすじ
○復活したゾロとサンジがキングとクイーンとの戦いに突入。そんな中傷を負っていたマルコはイゾウに助けられる。
○戦いの中、サンジは身体に違和感を感じる。さらに、ゾロが霜月牛丸にそっくりであると河松が述懐する。
○一方その頃、イヌアラシはジャックと激しい戦闘を繰り広げ、ネコマムシもペロスペローに追いつく。両者とも決着をつけるべく再びスーロンとなる。
○そして、ルフィとモモの助の場面へ。遂にモモの助が28歳の身体となり、ルフィの目の前でカイドウと瓜二つの龍となる。
ワンピース1023話の見どころ
サンジが感じる身体の違和感
傷が痛むとかではない身体の異変をサンジは感じ取っている。
レイドスーツを着た影響か、それとも何か他の影響か。
伏線が一切なかった、初めて出てきた出来事だけにこの先どうなるか読めないが、サンジのレベルアップイベントになるかもしれない。
ゾロの過去
当初からワノ国編ではゾロの過去やルーツが明かされると思われていたが、ここまでこの点についてはほとんど触れられていなかった。
すっかり忘れていたあるいはゾロはワノ国編じゃないんだ、と思っていた読者も増えていたと思われるが、遂にここでゾロの過去の核心に近づくと思われる発言が出てきた。
河松とヒョウ五郎は、「ゾロが若き日の「鈴後」の大名霜月牛丸に瓜二つ」で「霜月牛丸は剣豪リューマの子孫にして大剣豪。またリューマは隻眼の侍であったことから、秋水をゾロがワノ国に返したことに運命を感じる」と語っている。
ゾロのルーツが明かされるときは近いのかもしれない。そしてゾロがさらなるレベルアップを果たすのかもしれない。
サンジの身体の違和感と同じタイミングでゾロの過去について言及されたことには意味を感じずにはいられない。
キングはルナーリア族
クイーンはサンジの燃えるキックを見て、「ルナーリア族じゃあるめェし」と言っている。そしてキングはその言葉に反応している。
また、マルコはキングの種族は遠い昔「神の国」に住んでいたと白ひげが言っていたことを思い出している。
これらの描写からはキングが神の国に住んでいたルナーリア族という種族であることはほぼ間違いなさそうだ。
クイーンにもベガパンクに関する情報などの伏線があるため、ここにきて一気にサンジ、ゾロ、キング、クイーン全員に大きな動きが出てきそうだ。
モモの助が28歳に
モモの助がしのぶの能力で28歳の身体になった。そして、まるでカイドウのような大きな龍となり、ルフィとともに再び戦場に戻ろうとする。
筆者は大人になれない可能性も考えていたが、それに関しては特に何もなかったようだ。(まだ副作用等の話が出てくる可能性はあるが)
人間のかたちは一部シルエットでしか出てきていないが、しのぶが泣いていたりするところを見ると恐らく父おでんにそっくりなのだろう。
瓜二つ
今回の話はサブタイトルの通り、まさしく”瓜二つ”というワードに相応しいシナリオが展開されている。
ゾロと牛丸、ゾロとリューマ、スーロンとなるネコマムシとイヌアラシ、モモの助とカイドウ、モモの助とおでん。
見事だが、尾田栄一郎先生のこと。さらなる瓜二つネタが今回の話の中に隠されている可能性は高いだろう。
それはいったい何なのだろうか。
ワンピース1023話を読んでの今後の展開予想
※前回までの予想に加えて、、、
ルナーリア族は神の国に住む世界の先住民
前回筆者は、キングは900年前よりさらに昔、現世界政府の前に世界に君臨していたDの一族に滅ぼされた世界の先住民であった種族の生き残りである、と予想したが、今回明らかにされた情報でその通りの可能性が高くなったと言えそうだ。
しかし「ルナーリア」と「神の国」というワードが気になる。「ルナ」とはご存じの通り「月」のことを指していると思われるが、これは何を意味するのだろうか。
加えて、「神の国」「月」というワードについて、ワンピースの中で連想させられるのは空島編でのエネルの行動と、今は亡き「ゴッドバレー」という島のことである。何か関係があるのであろうか。
サンジの覚醒
父により改造人間として生み出されたはずのサンジであるが、一切改造人間としての成長、能力や特性の発現がなかったことがホールケーキアイランド編で語られている。
しかし、もしかしたらレイドスーツを着たことによって今まさにサイボーグとしての能力が発現しつつあるのかもしれない。
そうなった場合、サンジは人と改造人間の能力をあわせ持った最強の存在となるのかもしれない。つまり奇しくもジャッジの最高傑作になるのかもしれない。
その中で、これまで触れられてこなかった足を発火させる技についても種明かしがあるかもしれない。
ちなみに、クイーンはジャッジのつくったサイボーグを「改造人間」と呼び、サイボーグである自身を「絡繰人間」と呼称している。製作論理の違いによるものだと思われるが、ここまで強調されると、サンジがこれらとは別定義のサイボーグあるいはサイボーグを超えた存在になるという可能性を示唆しているように思えてならない。
とはいえ、麦わらの一味には既にフランキーがサイボーグとしているため、サンジが単純にサイボーグのくくりに入る存在になる可能性は低いと考えられる。つまりサイボーグを超えた何か別の存在になる可能性のほうが高いと言えそうだ。
ゾロはリューマ&霜月家の子孫
今回の話からは単純にこうしたことは想像できる。
ゾロの出身地はシモツキ村。シモツキ村をつくったのはワノ国から出てきた霜月コウ三郎という情報が既に明らかにされているからだ。(そしてゾロの剣の師匠にして親友くいなの父であるコウシロウはコウ三郎の息子)
霜月の一族が住んでいた村で生まれたゾロに霜月の血が流れている可能性が高いと考えるのは自然だろう。
なお、その場合、可能性として考えられるのは、以下の4パターンだ。
①コウ三郎にはコウシロウ以外にも子供がいて、その子供がゾロ(=コウシロウとは叔父と甥の関係でくいなとは従姉弟の関係)
②コウシロウの息子(=くいなとは姉弟)
③コウ三郎の息子(=コウシロウとは兄弟)
④シモツキ村の他の霜月一族の子供
②③についてはこれまでのゾロの幼少期の描写や年齢的な観点からすると考えにくいため、①か④の可能性が現実的だと思われるが、②あるいは③だった場合のほうが多くのドラマや種明かしが期待できるのも事実だ。
ゾロの過去が明かされる日を楽しみに待ちたい。
モモの助が戦いに参加
モモの助は恐らくおでんそっくりのいで立ちになったはずである。
これで遂に守られるだけの存在から国を守れる一人の侍になったのではないだろうか。
おでんから受け継いだ刀を抜き、オロチを打倒するときが近そうだ。
おでんのような物凄い力を見せてくれるのだろうか。はたまたモモの助特有の力が龍になること以外にも発現するのであろうか。
楽しみだ。
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