【ネタバレ】ワンピース1024話レビュー

【ネタバレ】ワンピース1024話レビュー

※ネタバレ注意です※

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サブタイトル

〝某(なにがし)〟

あらすじ

○飛び六胞を倒したウソップ、ナミ、フランキー、ロビン、ブルック、ジンベエ、がそれぞれ子電伝虫で連絡を取り合いながら合流を目指して動き出す。

○その頃、ヤマトとカイドウの戦いは続いていた。カイドウの攻撃になんとか踏みとどまるヤマト。

○そして場面はヤマトの幼少の頃の回想シーンに。ヤマトは父カイドウに「自分はおでん」と伝えたことにより、罪人である侍たちと同じ岩屋に投獄される。岩屋で空腹に苦しむヤマトだったが、一人分のみ差し入れられる食事を侍たちに譲ってもらう。さらにまだ字の読めないヤマトは持っていたおでんの日誌を侍たちに読んでもらいその内容を知る。

○場面は再び現在。ヤマトとカイドウは遂に互いの必殺技である”雷鳴八卦”を繰り出し合う。

見どころ

麦わらの一味合流へ

飛び六胞を各個撃破したウソップ、ナミ、フランキー、ロビン、ブルック、ジンベエが連絡を取り合い戦況を確認しながらゾロとサンジが戦っているライブフロアのある下層に向けて合流を目指そうとする。

どうやら火が回り敵も下層に集まってきているようで、フランキーは、ゾロとサンジの戦いの邪魔をさせないためにライブフロアの前でそれらの敵を食い止めたいとナミたち5人に伝える。

まだ何があるかわからないが、久しぶりに一味が集まれるタイミングが近づいてきたと見ていいだろう。

ヤマトの過去

遂にヤマトの過去編が挿入された。

といっても今回の話ではわずか数ページであった。

明かされたことも多くなく、ヤマトが幼少の頃から覇王色を発現させていたこと、ヤマトとカイドウの軋轢のきっかけ、ヤマトが初めておでんの日誌の内容を知ったときのこと、が具体的に描写されたくらいである。

特段驚くべき情報はなかったと言えるが、気になるのはヤマトが投獄されたときに一緒にいた侍が誰かということである。3人いたが、そのうちの1人はヤマトに名前を聞かれたシーンで”某”と答えて名前を明かしていない。

今回の話のサブタイトルにもなっている”某”。意味深である。

ヤマトとカイドウの”雷鳴八卦”

互いの”雷鳴八卦”のぶつかり合いが今回最後のシーンとなっているが、ヤマトはカイドウにダメージを与えることはできたのであろうか。

ダメージは難しくても、カイドウに対し何らかの揺らぎを与えることができたのであろうか。

親と子、父と娘、嫌いあっていても繰り出す同じ技。

血は争えないということを強烈に示している二人の戦いの結末はどうなるのであろうか。

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今後の展開予想

麦わらの一味合流

ようやくルフィ以外が下層で合流できそうだ。

そうなると、期待できるのは、筆者もさんざん予想してきた通り、ゾロとサンジがキングとクイーンを倒し、そしてマムと麦わらの一味の戦いになるという展開だ。

マムは現在最悪の世代と戦っていると思われるため、最悪の世代&麦わらの一味VSマムという展開も十分あり得る。

”某”は霜月牛丸

ヤマトの過去編で登場し、名前を名乗らなかった侍だが、まだ濁し気味の描写ではあったがゾロに似ている風貌であった。

前回の話でゾロが霜月牛丸にそっくりであるという事実が明かされたが、そうなるとこうしたことは誰しも想像できるだろう。

そうなれば牛丸はヤマトにとっての恩人ということになり、ゾロが霜月の血を引いているなら麦わらの一味とヤマトに縁ができるということになるが、それだけのための牛丸の登場ではないだろう。

まだ何か多くの事実が隠されているはずだ。

麦わらの一味全員に覇王色の覇気発現

今回、ウソップの目の前で敵が覇王色にあてられたように倒れている。近くにいたウマ美はビッグ・マムが暴れている余波だと言っていた。

勿論その可能性が一番現実的だが、麦わらの一味に覇王色が発現した?という描写はワノ国編においてこれで二人目である。

一人目はゾロ。ライブフロアから上層のカイドウのもとへ上がろうとしたときとカイドウに大技をぶつけて傷を負わせたときのことだ。

それに続いて今回のウソップである。

これ見よがしにこうした描写を何回もするだろうか?(おまけに今回の話ではヤマトの覇王色の描写もある)

ワンピースいや尾田先生のこれまでの表現の仕方からすると色々勘ぐりたくなる。

筆者はゾロについては覇王色ではないと上述のシーンのときに予想したが、今回のウソップの描写で覇王色だと考えを改めたい。

つまり、ゾロとウソップに覇王色が発現しつつあるということだ。

その場合、二人ともきっかけはマムとカイドウだろう。四皇二人の最高クラスの覇王色の覇気に当てられ覇王色が開花させられたのかもしれない。そう、頂上戦争でのコビーの見聞色の覇気のように。

ちなみにゾロは強さ的な意味や副船長ポジション的な意味で理解できるがウソップも?と思う人もいるかもしれない。

しかしウソップはこれまで多くの場面で覇王色的な意味で象徴的なシーンを実は演じてきている。特にドレスローザ編でおもちゃを解放し、最終的にルフィと同じように国の英雄としてあがめられているという事実、ドフラミンゴに5億の懸賞金をかけられ最終的に2億の賞金首になったという事実、つまり戦いの強さを超えて評価されている点はかなり象徴的だ。

そして、サンジである。前回身体の異変を感じ取っていたサンジだが、筆者が予想したサイボーグ以上の何かに覚醒するのではという予想に加え、覇王色への目覚めの可能性もあるように今回の話から感じることができる。

ロビンに「海賊王の両翼」と言わしめたゾロとサンジに覇王色が発現しても何も不思議ではないし、今回ウソップに発現するならパワーバランス的にもそうなるほうが美しいからだ。(ちなみに、ゾロ、ウソップ、サンジの順に覇王色が発現したら、ルフィが仲間にした順そのままだ)

さらに言うなら、そうなると最終的に麦わらの一味全員に覇王色が発現する可能性すら考えられる。

覇王色は一般社会の言葉に置き換えるなら”カリスマ”であるが、麦わらの一味には全員人を惹きつけるカリスマ・魅力がある。常に多くの人に好かれ、愛され、そのおかげで生き残り今こうして集い、冒険や戦いの中で人々から信頼を集め続けている。(ワノ国編でもそれは顕著で特にチョッパーがクイーンのウイルスを治療したことで敵が寝返ったシーンは象徴的である)

また、覇王色は王の資質でもあるため、覇王色持ちは誰かに付き従う存在ではない。ゾロ、ウソップ、サンジ、ナミ、チョッパー、ロビン、フランキー、ブルック、ジンベエ、皆一様に誰かに付き従うことはなく気高く自由である。こうした点も覇王色の性質と符合する。

でもルフィに付き従っているのでは?と思う人もいるかもしれない。

これは、ルフィがこの海における真の王たる資質を持つ男であることの証なのではないだろうか。覇王色持ちがさらに大きなあるいはこの世でナンバーワンの覇王色持ちに惚れ込んでいるという説明が可能だからだ。

基本恋愛描写のないワンピースで、強い覇王色を持つハンコックがルフィに惚れ込んでいることにもこれで説明がつく。

もっと言えば、ルフィは仲間は10人と最初から決めており、海賊王を目指す海賊団としてはかなり規模が小さい。これは結果的にこの10人は海の王に選ばれた限られた存在であるという世間や歴史の評価に繋がるということなのではないだろうか。これは覇王色的な観点から見ればかなり示唆的と言える。(勿論ルフィたちは覇王色持ちとか関係なく心のあり様で強く結びついた仲間同士であるが結果的にこうした解釈が可能になる可能性はあるということだ)

そして、さらに想像を膨らますと、一味全員に覇王色が発現した場合、ルフィはロジャーや白ひげ、シャンクス、カイドウ、マムの持つ現在最強と考えられている覇王色の覇気を超えるこの世で唯一の覇気を発現させるのかもしれない。(さらにさらに想像を膨らますと、その場合、黒ひげにもルフィと同等でありながら全く別の彼しか持ちえない覇気が宿るのかもしれない。)

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