【ネタバレ】ワンピース1027話レビュー
※ネタバレ注意です※
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ワンピース1027話のサブタイトル
〝想像を超える危機〟
ワンピース1027話のあらすじ
○鬼ヶ島の花の都への落下を止めさせるため、ヤマトとともにモモの助を行かせるルフィ。遂にルフィとカイドウの一対一の戦いが本格的に始まる。
○鬼ヶ島に到達したヤマトとモモの助はそこで島がカイドウのダメージにより崩れ落ちかかっていることを知る。そのことを知ったヤマトはモモの助にカイドウと同じ”焔雲”を出して鬼ヶ島の崩落を止めるよう言う。
○その頃、ゾロとキングの戦いは続いていた。一進一退の攻防の中、キングのマスクが割れ素顔の一部がさらけ出される。
ワンピース1027話の見どころ
ヤマト&モモの助
カイドウとおでん、因縁の二人の実の子供である二人。そんな二人が鬼ヶ島を止めるために動き出した。
熱い展開である。
中でも、カイドウのダメージにより鬼ヶ島が崩落しかかっていることから、モモの助がルフィにカイドウを倒さないよう伝えようとするところでヤマトがそれを制止するシーンは必見。
ヤマトのセリフと行動はいつも麦わらの一味が当たり前のようにルフィのためにしていることだ。それをヤマトからモモの助へのセリフというかたちで具体的に説明してくれている。
いつもならこのセリフやシーンは野暮だが、まだまだ心が子供のままのモモの助に対する言葉ということで、その野暮さは一切ない。良いシーンだ。
ゾロVSキング
麦わらの一味と百獣海賊団のナンバー2対決。
剣技・体技ともに優れているキングはさすがに強い。しかし、ゾロも負けてはいない。遂にキングのマスクの一部を割り素顔の一部をさらけ出させる。
ちなみに、周りの百獣海賊団の面々いわく「キングの素顔は誰も知らない」「マスクを傷つけられるとキングはキレる」とのこと。
こうしたことからは、もしかしたら、この素顔そのものがルナーリア族に関する種明かしの一つになっているのかもしれない。
戦いとともにルナーリア族に関する種明かしについても楽しみにしたい。
ワンピース1027話を読んでの今後の展開予想
※前回までの予想に加えて、、、
モモの助の”焔雲”発動
いよいよ、モモの助、龍の能力、カイドウの血統因子、ワノ国の開国、に関する謎が明かされるときが来たのかもしれない。
これまで筆者も予想していたことで繰り返しにはなるが、今回遂に”焔雲”というかたちで具体的に表現されたことから嫌が応にも期待が膨らむ。
焔雲の発動で鬼ヶ島を止めるのか、それともルフィがカイドウを倒し鬼ヶ島が崩落することでそれ以外のことが起きるのか。
ルフィとカイドウの一対一と鬼ヶ島の落下。いよいよワノ国編もクライマックスが近づいてきた。
キングとルナーリア族の正体
いよいよキングとルナーリア族に関する情報が開示されそうだ。
今回の素顔に関する情報や演出からは、キングがマスクや拘束具のような装備をつけている理由は、ルナーリア族であることを隠すためということで間違いなさそうだ。(自然発火能力やまだ明かされていない能力を抑えるためということも含まれているのかもしれないが)
では、なぜルナーリア族であることを隠す必要があるのか。
その理由にルナーリア族の歴史的な位置づけに関する秘密が隠されているのではないだろうか。(筆者は前回までの予想にも書いた通り先住民的な古代種族だと考えているが)
さらに、ルナーリア族であることを隠すためにマスクなどをつけているとすれば、それはつまり(知る人が)容姿を見れば一目でルナーリア族であることがわかるということを意味している。
つまり、今回わずかだが見ることのできた頭部の自然発火現象以外にもルナーリア族であるという証とも言うべき身体的・外見的特徴があるのではないだろうか。
種明かしを楽しみに待ちたい。
ちなみに、外見的特徴については、現在の人間とは明確に違う部分があるのかもしれない。もしルナーリア族が作品世界における現在の人類の先住民なら、人類の進化の過程にいた存在である可能性がある。となれば、我々が生きる地球の歴史においても恐竜絶滅後、今の人類に至った進化の過程には諸説あることから(ネズミ、虫、猿など)、そうしたことが反映された容姿をしているのかもしれない。
加えて、こうした考えからさらに想像を膨らませると、自然発火能力以外にもルナーリア族には特殊な能力があるのかもしれない。人間の他の動物との最も大きな違いは、二足歩行をすること、言葉を話すこと、火をおこすこと、だと言われている。この中の”火をおこすこと”が自然発火能力だとするならば、”二足歩行をすること”、”言葉を話すこと”になぞらえた能力があってもなんら不思議ではない。
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