アイドルマスターSideM(アニメ)のあらすじや見どころ、魅力など(アイマス歴史紹介㊶)

アイドルマスターSideM(アニメ)のあらすじや見どころ、魅力など(アイマス歴史紹介㊶)

※画像はアニメ「アイドルマスターSideM」公式サイトより

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概要

2017年10月から12月にかけてTOKYOMX・BS11他にて放送されたテレビアニメ。

全13話+特別編2話の計15話。

アイドルマスターシリーズ初の男性アイドルブランドである「SideM」の初のテレビアニメにして、アイドルマスターシリーズ3つ目の本格的テレビアニメ。

制作会社は、アニメアイドルマスター、アニメシンデレラガールズ、を手掛けたA-1 Picturesで、監督はいずれの作品にも主要メンバーとして参加していた原田孝宏・黒木美幸の二人。

あらすじ

それぞれ違う前職を持つ男たちが、理由(わけ)あって、315(さいこう)プロダクションに所属するアイドルとなる。そして、それぞれがユニット活動を通じて、様々な壁を乗り越えながらアイドルとして成長していく物語。

主要登場アイドル

SideMには全部で46人のアイドルがいるが、アニメでは以下の19人が315プロのアイドルとしてデビューしているという設定になっている。(この19人はSideM1stライブの参加メンバーとイコールである。)

ちなみに、他のアイドルも全員アニメの中で登場する。それぞれまだアイドルになる前という設定のため、各話数名ずつモブキャラのような演出で登場する。

ユニット名所属アイドル
Jupiter天ヶ瀬冬馬、御手洗翔太、伊集院北斗
DRAMATIC STARS天道輝、桜庭薫、柏木翼
Beit鷹城恭二、ピエール、渡部みのり
High×Joker伊勢谷四季、秋山隼人、冬美旬、榊夏来、若里春奈
W蒼井悠介、蒼井享介
S.E.M硲道夫、舞田類、山下次郎
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見どころ・魅力

Jupiterの物語

アニメアイドルマスターで961プロを辞め、一からアイドル活動を始めたジュピターが315プロに所属するところから丁寧に描かれる。

古くからアイマスを愛するファン(プロデューサー)にとっては最大の見どころだろう。

第1話の放送に先駆けた特別編の第0話でその物語が濃密に描かれるが、その0話には天海春香も登場する。劇場版「輝きの向こう側へ」では春香がジュピターと会話するシーンがあるが、そのシーンがジュピターサイドの視点から描かれている。胸が熱くなるシーンである。

0話で315プロに所属した後も第13話に至るまでジュピターの新たな物語が紡がれていく。

後輩アイドルを導くシーンや765プロと同じように3人だけでなく315プロの仲間たちとアイドルとしての高みを目指すようになるシーンは、ジュピター自身の新たな一歩でもある。

長年ジュピターを応援してきたジュピターPにとっては恐らく最高傑作のアニメ。

天道輝の見せる新たな主人公像

SideMブランドのセンターである輝だが、アニメでもその通り主人公の役どころを担っている。

ただ、他のアイマスブランドのセンターと違う点がアニメでは際立っている。

彼は28歳で元弁護士という経歴の持ち主であるが、その経歴が示す通り、社会人としてあるいは一人の男としてかなり人間ができあがっている。

他のアイマスブランドのセンターは皆10代の少女で、だからこそ色々なことに悩みぶつかり成長していくというドラマがあるのだが、輝についてはこのセンター像・主人公像を当然のことながら当てはめていない。

いつも明るいところは他のセンターアイドルたちと同じだが、相手との適切な距離感を保ちつつも、言うべきことは言い、かなり人間関係や信頼関係をうまく構築しながら物事を前に進めている。

アニメの主人公は欠点あってこそドラマが生まれるのだが(だから人間形成が出来上がっていない10代を主人公にすることが圧倒的に多い)、輝はそうではない主人公となっている。

この点が実はかなりアニメとしての本作の特徴となっている。ドラマの濃密さに物足りなさを覚える人もいるかもしれないが、輝の行動に視聴者がフラストレーションをためることは一切ない。それどころか何に対してもほぼベストな行動をする輝の姿に、完全無欠なヒーローに対するそれと同じように、憧憬や爽快さを抱くことのほうが多い。

本作はそうした楽しみ方ができるようになっている。

各ユニットの個性や”理由(わけ)”を生かした物語

ジュピターについては上で書いた通りだが、それ以外のユニットについてもそれぞれの個性を生かした物語が展開される。

加えて、SideMはその副題が示す通り、ブランドコンセプトは、「全員に前職がありアイドルとなった理由が存在する」というものだが、それがアニメの物語でも十分に生かされている。

ドラマチックスターズは全13話の中で第1・2・3・11・12話の5話分を使ってしっかりとそれが描かれることになるし、それ以外のユニットも1話あるいは2話ずつメイン回が用意されており、その中でしっかりとこれらのことが描かれている。

各アイドル・各ユニットの担当プロデューサーにとってかなり納得できる内容に仕上がっているのではないだろうか。

練られたプロデューサーキャラ

本作でも、他のアイマスのアニメと同じくプロデューサーを登場させている。

これまたかなり設定は悩んだことだろう。

このアニメは女性ユーザーが多いゲームが原作である。それに従えば女性プロデューサーを登場させてもいいということになるはずだが、登場させたのは男性プロデューサーであった。

男である筆者にはわかりづらい女性視聴者の心理ではあるが、製作スタッフに女性も多く入れかなり議論したのだろう。男性アイドルのプロデュースを男性プロデューサーにさせるほうがいいという結論に至ったということなのだろう。

とはいえ、そこは少しバランスをとっていることもうかがえる。

登場した男性プロデューサーはかなり髪も長く、華奢で、一見女性に見えなくもないキャラデザインとなっている。男性アイドル&女性プロデューサーという構図にはさせず、とはいえ女性視聴者がプロデューサーとして感情移入しやすいよう女性的な男性としたのだろう。

放送時にネガティブな反応はなかったようなのでこれは成功だったのではないだろうか。

仕事モノ・社会人モノとしての面白さ

10代から30代まで様々な年齢層のアイドルたちが登場するが、その大半に前職がある。

元アイドルであったり、元弁護士であったり、元外科医であったり、元教師であったり、元プロサッカー選手であったり、と。

そういう意味では若くても既に社会人デビューしているキャラが多く揃っている。

なので、社会人モノとして見ても非常に興味深い作品になっている。

どんな仕事も一生懸命やれば見えてくるものがあるということを教えてくれるシーン、そのときの自分の課題を見つけそれを克服するために努力することの大切さや年齢関係なく同じ目標に向かってともに頑張ることの大切さを教えてくれるシーン、がとにかく多い。

違う過去を持つことからくる価値観や経験の違いを認め合うことの大切さに加え、だからこそそうした違いが一つになったときのパワーが凄いことも教えてくれる。

これらは、年齢や立場、仕事内容に関係なく、我々が仕事をしていくうえで、あるいは社会人として成長していくうえで、最も重要な真理であるようにも思う。

この作品はそうしたことも感じさせてくれるアニメになっている。

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