アイドルマスターディアリースターズ&7655thライブのレビュー(アイマス歴史紹介⑤)

アイドルマスターディアリースターズ&7655thライブのレビュー(アイマス歴史紹介⑤)

※画像はアイドルマスターディアリースターズ公式サイトより

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アイドルマスターディアリースターズ

概要

2009年9月17日にニンテンドーDS用ソフトとして発売された。

ゲーム内容の基本は他タイトルと変わらないが、プレイヤーはプロデューサーとしてでなく、アイドルとしてプレイする仕様となっている。

さらに、このアイドルとは765プロのアイドルではなく新しく登場する876(ばんなむ)プロに所属するアイドルである。

トピックス

新たに登場するアイドルは、日高愛、水谷絵理、秋月涼の3人。

秋月涼は実は男でありながら女装をして876プロでアイドル活動をしているという設定であり、当時流行りだしていた”男の娘”と呼ばれるジャンルのキャラであった。秋月律子の従姉弟でもあり、個性的なアイドルの多いアイマスの中でもかなり設定が多く盛られているキャラとなっている。加えて、後にSideMでも登場するという実はブランドを横断する数少ないアイドルでもある。

春香たち765プロのアイドルではなく、全く新規のアイドルでプレイするという挑戦的なゲームに仕上がっているものの、人気は高く、後のブランド派生の試験的な役割を担った存在かもしれない。

5thライブ

タイトル

THE IDOLM@STER 5th ANNIVERSARY The world is all one !!

会場

幕張イベントホール

公演日

2010年7月3日・4日

出演者

中村繒里子、長谷川明子、下田麻美、原由実、沼倉愛美、釘宮理恵、仁後真耶子、平田宏美、滝田樹里、今井麻美、たかはし智秋、若林直美、浅倉杏美

※浅倉さんは4日のみ出演。他の出演者は両日出演。

セットリスト(両日ほぼ同じ)

曲名演者
THE IDOLM@STER全出演者(浅倉除く)
キラメキラリ仁後・下田・原
乙女よ大志を抱け中村
迷走Mind平田
滝田
L・O・B・M中村・仁後・平田・滝田・下田・原
いっぱいいっぱい若林
目が逢う瞬間今井・たかはし
フタリの記憶釘宮・長谷川
Next Life沼倉
キミはメロディ今井・たかはし・釘宮・若林・長谷川・沼倉
エージェント夜を往く下田
魔法をかけて!若林・平田
ポジティブ! 中村・釘宮
蒼い鳥今井
私はアイドル平田・下田
relations長谷川
思い出をありがとうたかはし
shiny smile若林・滝田・沼倉
Do-Dai 今井・仁後・原
my song釘宮
メリー中村・たかはし・平田・滝田
バレンタイン仁後・下田(※1日目は下田・長谷川)
サニー釘宮・若林・原
inferno今井・沼倉
滝田
シャララ(※1日目はLabyrinth)たかはし・若林(※1日目は仁後)
Shooting!!!(※1日目はなし)長谷川(※1日目はなし)
Melted Snow
オーバーマスター長谷川・原・沼倉
Colorful Days中村・今井・下田
隣に・・・たかはし
またね釘宮・仁後・平田・滝田・沼倉
(※1日目はThe world is all one !!)(※1日目は1日目全出演者)
GO MY WAY!!(アンコール)全出演者(※1日目は浅倉除く)
THE IDOLM@STER(アンコール)全出演者(※1日目は浅倉除く)

レビュー

5周年ということでアイマス最初の区切りの周年ライブとなった。それを意識してか、それまでに発売していたゲームタイトルとそのとき実装された楽曲をなぞるようなセットリストとなっている。(セットリストは両日ほぼ同じ)

ライブの楽曲数も過去最大となったが、会場も大きくなった。以後アイマスライブでは欠かせなくなる幕張メッセのイベントホールである。

会場の規模感や公演時間、アニバーサリー的な豪華な演出など様々な意味で今のアイマスライブの雰囲気や原型を形作ったライブと言ってもいいかもしれない。

また、周年ライブでは毎回コンテンツの新展開を発表することが恒例となっていたが、このライブではこれまで以上のビッグニュースが発表されている。それは新作ゲーム「アイドルマスター2」の発表である。

これまでも新作ゲームの発表は恒例となっていたが、「2」と冠される初めての続編の発売ということもあってプロデューサーたちのテンションが一気に上がる瞬間となった。

一方で、「アイマス2」より多くの人に衝撃を与えたのは萩原雪歩役のキャストの交代が発表されたことである。これまで務めてきた落合さんから浅倉杏美さんに交代するというものである。

プロデューサーたちにとってはまさに寝耳に水の出来事であった。とはいえ、浅倉さんは難しい状況の中であるにも関わらず明るい笑顔で初出演を果たし、アイマスに相応しいキャストであることを感じさせてくれた。以降の雪歩としての活躍は皆さんご存じの通りである。

それにしても、アイマスというコンテンツはドラマに満ちているなあ、と感じさせてくれる周年ライブである。XENOGLOSSIAでは記念すべきアイマス初アニメであるにも関わらず世界観も声優も全く違うという100%企画モノとなり、今度は稼働当初からトップクラスの人気キャラであった雪歩の声優交代である。

アイマスはこの後も全ブランドで色々な出来事が起こるが、コンテンツにとって大きな出来事を最初の5年で経験している765の存在と経験値はやはり代えがたいものであると感じさせてくれる。

ちなみに、後に明かされた話となるが、このライブの時点でアニメアイドルマスターの企画も進んでおり、以前からアイマスのファン(プロデューサー)であった監督の錦織氏やその他主要スタッフも関係者席でない普通の観客として来ていたとのこと。

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