ごみの処理や分別に迷わなくなるための基礎知識

ごみの処理や分別に迷わなくなるための基礎知識

レジ袋の有料化などで環境問題への意識も高まり、ごみを出さないように、処理をきちんとしよう、と考えている人も増えてきていると思います。

でも、いざ調べてみると、細かい分別の方法などは各自治体のHP等に情報があるものの基本的な考え方がわからず、結局分別したりしっかり処理したりが面倒臭くなってしまって・・・、という人もまた多いと思います。

そうした方々にごみの分別など正しい処理をする際の基本的な考え方をわかりやすく紹介します!

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ごみの種類はどんなものがあるの?

まず、ごみには、どんなものがあるのでしょうか?

大別すると大きく二つあります。

産業廃棄物

一般廃棄物

我々が普段出す家庭などのごみは一般廃棄物になります。

一般廃棄物の種類はどんなものがあるの?

一般廃棄物は、その処理方法により、大きく3つの種類に分けられます。

可燃物(燃えるごみ)・・・処分場で焼却され、この世からなくなるもの

不燃物(燃えないごみ)・・・処分場で破砕・焼却して小さくした後、海域に造成された土地である埋立地に埋められるもの

資源物(再利用されるごみ)・・・処分場で焼却・破砕された後、新たな製品に変えられていくもの、再利用されるもの

ごみが増えるとどういった問題があるの?

実は、現状、日本ではごみ自体が環境問題に直結していることはありません。焼却時のダイオキシンの発生や埋立地での海洋汚染などは現在の技術で発生を抑えることができているので、その点は心配しなくても大丈夫なのです。

ただ、ごみの増加による焼却(炉)や埋立(地)の増加が地球環境に与える影響がゼロと断言することはできませんし、これらの施設の増加には我々の税金が多く使われます。

また、国土の狭い日本ではこれらの施設の近くに住む人間が増えてくることになりますし、人間以外の生物の生活領域も侵すことになります。公衆衛生の観点においても誰もが望ましいとは思わないはずです。

日本ではこうした状況ですが、海外ではごみが環境問題に直結している国もあり、それをなくそうという動きが増えてきています。そうした国際的な状況も踏まえて、ごみを減らし、再利用を増やそうという機運が高まっているのです。

今、一番問題となっていることは?

日本では、今、環境問題というより、ごみ処理に関する費用が問題になっています。

ごみは処分場に運ばれた後、人の手により分別され、可燃・不燃・資源と分けられていきます。

基本的には回収時から分けられている仕組み(回収曜日などを分けている)となっていますが、心当たりのある人も多いと思いますが、必ずしもごみを出す人の分別が正しくないことが往々にしてあります。

焼却技術が発達し燃やせるものも増えてきたようですが、それでも多くの可燃・不燃・資源の混同が起きています。そうすると、それを人の手で再度分別し、焼却作業や埋立地に運ぶ作業なども余分に行うことが必要になります。つまり、それだけ多くの手間暇と費用がかかってしまうのです。

問題解決のために、我々が日頃できることは?

さて、そうしたごみの問題に対して我々ができることはなんでしょうか。

それは、

ごみを減らすこと

ごみを分別して適切に処理すること

です。

当たり前のことに聞こえますが日本中の人間が常に意識するだけで大きく変わってくることは想像に難くないでしょう。

ごみを減らすには?

使い捨てない。使い捨てのものはなるべく使わない。

なるべく長期間にわたり再利用する。

残すことでそれだけでごみとなるもの(飲食物等)は残さない。

レジ袋の有料化は、まさにこのごみを減らすための施策となっているのです。

ゴミの分別をしっかりするには?

一番気になってる人が多いテーマだと思います。調べてみると自治体等により細かくは違います。100%正しい情報は各自治体のHP等で検索して調べてもらえればと思いますが、正直面倒臭いと思います。

ですので、ここでは、日々多くの人が使う基本的な分別を列挙しておきます。

ちなみに、資源ごみ→不燃ごみ→可燃ごみの順序で当てはまるものを理解しておくことが最も正しい答えに近づく考え方だと思います。

資源ごみ・・・缶、瓶、ペットボトル、金属製品

不燃ごみ・・・資源ごみに該当しないガラス、陶器、電球などいわゆる割れ物系、プラスチックごみ(プラマークのあるものに加え惣菜パックや洗剤ボトルなど一定期間の保存を目的とした包装・容器類と考えればわかりやすいかもしれません。)

可燃ごみ・・・生ごみ、衣類、おもちゃ類、その他資源ごみ・不燃ごみに該当しない日用品・消耗品類

※家電は、使われている素材に、可燃・不燃・資源様々なものが含まれています。ですので、大型のものは粗大ごみとして出す、小型のものは(小さいものは燃やすことが可能なので)可燃ごみとして出す、という考え方が一番適切だと思われます。

※ビニール製品やゴム製品も迷いますが、基本的には可燃ごみと考えて問題なさそうです。

※乾電池は、可燃ごみではないということ以外は自治体により分別方法がわかれているようです。

※ガスボンベやスプレー缶など明らかに焼却や破砕の際に危ないものは自治体のHP等で詳細を確認してから、その内容に従って出すようにしましょう。

※上記の分類に該当するものだとしてもサイズの大きいもの(30センチ以上あるスポーツ用品といった金属製品など)は粗大ごみとして出す、と考えておいたほうが適切かと思います。

以上少しでもお役に立てば幸いです。