シュタインズゲートとは?(全シリーズの世界線一覧・あらすじ・魅力を一挙紹介!)

シュタインズゲートとは?(全シリーズの世界線一覧・あらすじ・魅力を一挙紹介!)

日本ゲーム、アニメ史においてもレジェンド級の面白さを誇り、タイムトラベル・タイムリープものとしても最高傑作と言っても過言ではない「シュタインズゲート」(シュタゲ)。

2009年に一作目のゲームが発売して以来、様々な展開を見せ、昨年10周年を迎えました。

そんなシュタインズゲートとはどういった作品なのか、をわかりやすく紹介したいと思います。

全シリーズの世界線やあらすじが一目でわかる一覧表も用意しました。

「シュタインズゲートを知らないけど興味はあるから一通りざっくり知りたい」という人だけでなく「どんなシナリオがどの世界線でどのタイトルに収録されていたかを詳しく思い出したい」という人にもお役立ていただければと思います。

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全体概要

企画・原作・制作はMAGES.。

2009年10月にXbox360用ゲームソフトとして発売されたのが最初。ジャンルはアドベンチャー(企画制作会社は想定科学アドベンチャーと銘打つ)。正式な表記は「STEINS;GATE」。

シリーズ概要

ゲームでは複数のシリーズが発売された。アニメ化も複数され、劇場版も公開された。主なシリーズの概要は以下の通り。

STEINS;GATE

原作にあたる作品。

2009年10月のXbox版の発売に始まり、以降PC版、PSP版、PS3版、PSVita版、PS4版が発売された。(PS4版は「STEINS;GATE ELITE」として発売。内容は変わらないが静止画ではなくアニメーション映像で全編展開されている点が違う)

2011年にはテレビアニメ化されトゥルーエンドルートの内容が放送された。(全24話)


<あらすじ>

主人公の大学生岡部倫太郎は仲間たちとともに過去にメールを送れるタイムマシン、記憶を過去に送れるタイムリープマシンを開発し実験を繰り返す。そして、興味本位で実験を繰り返す中、科学組織であるSERNの陰謀に巻き込まれていく。

岡部は、SERNの陰謀により死ぬ運命となった幼馴染である椎名まゆりの命を救うために、ヒロインの牧瀬紅莉栖や親友の橋田至の助けを借りながら時間移動・世界移動(=世界線移動)を繰り返し奮闘する。

最終的に岡部は大切な幼馴染であるまゆりと好意を伝え合い恋人となった紅莉栖の命の選択を迫られるが、誰も死ぬことのない平和な世界線である「シュタインズゲート」に到達する。


劇場版STEINS;GATE負荷領域のデジャヴ

2013年4月に公開。

テレビアニメ及び原作ゲームのその後を描いた完全新作として公開された。


<あらすじ>

長い世界線移動の影響で岡部は違う世界で経験した辛い出来事のデジャヴに悩まされ、今いる「シュタインズゲート」から消えてしまう。

紅莉栖は消えた岡部を見つけるためにタイムリープやタイムトラベルを行い、6年前の岡部とキスをする。

紅莉栖は、岡部がデジャヴを発症しないよう「シュタインズゲート」における唯一で強烈な記憶をファーストキスとして植え付けることに成功し、岡部を無事「シュタインズゲート」に連れ帰る。


STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん

原作のファンディスク的ゲーム。

2011年6月のXbox版の発売に始まり、原作同様、PSP版、PS3版、PSVita版、PC版が発売された。

原作のシリアスな展開とは打って変わって各登場ヒロインとのラブコメエピソードが楽しめる作品となっている。


<あらすじ>

原作とは違う世界線の物語。

岡部は大学のサークル活動のような研究活動を行っている秋葉原の雑居ビルの一室(ラボ)で紅莉栖や橋田ら仲間たち(ラボメン)と発明品「未来ガジェット」の12号機を開発する。

「だーりんのばかぁ」と命名されたこの12号機を岡部と紅莉栖が誤って装着してしまう。1メートル以上離れられなくなった二人はDメールで12号機をなかったことにしようとする。

Dメールを送る過程で岡部はラボメンとの関係性が今と違う世界線に移動してしまい、それぞれの世界で過ごすことになる。


STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム

原作のサイドエピソード的ゲーム。

2013年4月にXbox版、PS3版が発売。その後PSVita版も発売。


<あらすじ>

様々な世界線でのラボメンのエピソードが描かれる。岡部がまゆりを救えなかった世界線、全員が生きている全く違う世界線、など。


STEINS;GATE 0

原作と直接的なつながりのある世界線での物語。

2015年12月にPS4、PS3、PSVitaで発売。

2018年4月にはゲーム内に実装された全ルートを関連付けた内容でテレビアニメが放送された。(全23話)


<あらすじ>

岡部は紅莉栖を救うことに失敗する。事情を知らないまゆりの慰めもあり、もう一度紅莉栖を救いにいくことをあきらめ、逃避した生活を送る。

しかし、紅莉栖のアメリカの大学の先輩である比屋定真帆との出会いや紅莉栖の人工知能であるAmadeus(アマデウス)との邂逅により事件に巻き込まれていく。

事件に巻き込まれていく中、岡部はタイムマシンが存在する世界線においては、自分も仲間も世界も平和で幸せな結末にはならないことを悟る。

そして再び紅莉栖を救うために立ち上がる。


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魅力

精巧なシナリオ

この作品の最大の魅力は何といっても精巧なシナリオだ。

すべてのシリーズの幹にある原作が特に素晴らしい。

前半は様々な伏線を貼り巡らせつつ、主人公岡部の心情を介してプレイヤーや視聴者に高揚感と不安感を徐々に強く与える流れを実に見事に作っている。

そしてまゆりの死という大きな衝撃と同時にそこから怒涛のように伏線の回収とドラマを見事に絡めながら展開させていっている。SERNの陰謀、世界の収束(未来の結末)、世界線移動、未来人の存在、タイムマシンの存在、それぞれのキャラが生きてきた人生や密かに持っていた思い、世界線移動を経て生まれる岡部自身の思い、etc。

伏線に対する回答が明かされるタイミングも抜群で、相当シナリオを練っていたことが伝わってくる。

「過去があるから今がある」「今があるから未来がある」という言葉があるが、それをここまで論理的に表現しきっている創作物はシュタインズゲート以外では見たことがないレベルだ。

間違いなく傑作である。

現実感のあるリアルな設定

もちろんフィクション作品ではあるが、作中に登場するSF的設定がすべて現実に近いと感じさせる内容になっている点も大きな魅力だ。

SERN(セルン)はCERN(セルン)が元ネタになっているし、Dメールやタイムマシンの動くロジックにもブラックホールやリフターという実際にある用語や原理が使われている。SERNにハッキングするにはIBM5100という実際のPCがモデルのIBN5100というレトロPCが必要とされている。

それ以外にも未来人ジョン・タイターをそのままの名前で使っていたり、300人委員会というような陰謀論として有名な用語も出てくる。もっと言えば2ちゃんねるが元ネタの@ちゃんねるという匿名掲示板も登場している。

さらに言えば、単純に考えて、タイムマシンによる時間移動だとフィクション的イメージがより強くなるが、メールが過去に送られてしまうといった事象や、携帯電話の電磁波により脳の記憶信号を移植することによるタイムリープといった事象のほうが現実に起こりそうな気がするのは筆者だけではないはずだ。

こうした一つ一つの設定が作品への没入感を高めてくれる。

タイムトラベル作品としての王道的要素

タイムトラベル作品としての王道的要素を外していないところもわかりやすい魅力だ。

未来から来た阿万音鈴羽というキャラが実は橋田至の未来の娘であるという設定がその最たるものだ。バックトゥザフューチャー以来タイムトラベルで描かれる親子の関係は根源的に唯一絶対な関係性であることがプレイヤーや視聴者にも根付いているが、これは色々な登場人物の行動一つ一つで未来が変わり世界が変わる不安定さを感じるプレイヤー・視聴者に安心感を与えてくれる要素でもある。

様々な世界線でひどい未来、暗い結末に進んでしまう不安感を抱く展開になっても橋田至の娘が阿万音鈴羽であり、二人が元気でいることがわかれば常に希望を抱くことができる。

そしてなんといっても、べたではあるが単純に親子愛のドラマは見ていて感動するものだ。

ラブストーリーとしての魅力

シュタインズゲートはタイムトラベルものとしての側面がピックアップされるが、ラブストーリーとしても傑作である。

本作は、仲間思いの優しい主人公の男が大切な幼馴染を救い、最愛のヒロインと結ばれる物語でもあるわけだが、そのすべてが素晴らしい。

ぽやっとしているが長年家族のように連れ添った幼馴染と主人公の関係やお互いに思う気持ちを随所でうまく描いているし、その幼馴染とは対照的な素直になれない勝気な性格のヒロインに主人公が頼りにし惹かれていく様も丁寧に描かれている。ヒロインが主人公を強く思い、必死に助けようと頑張る姿も同様だ。

外形的にはいわば三角関係のような3人だが、互いが互いを思いやり、それがハッピーエンドにつながっていくシナリオは鳥肌が立つくらい完璧である。

特に主人公とヒロインのファーストキスの伏線の回収はラブストーリーとしてこれ以上ないほど素晴らしいものである。

原作での主人公とヒロインのキスでは、ヒロインはファーストキスであったが主人公は違った。しかし劇場版でタイムトラベルしたヒロインが主人公を救うため主人公のファーストキスを自分とのものにするという展開がある。

これこそ、ザ・ラブストーリーとしてのロマンチックなフィナーレではないだろうか。

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世界線・シナリオ概要・収録タイトル一覧(全シリーズ)

各シナリオを世界線変動率順と時間軸(作中日付)順で一覧表にした。

違うタイトルのどのエピソードとどのエピソードが世界線の近いところでの物語なのか、日付順で見ればどのエピソードとどのエピソードが同じ日付なのか、などが一望でき、シュタインズゲートの世界の広大さと精緻さがよくわかる。


※表中の用語解説※

・岡部=主人公の男子大学生。岡部倫太郎

・紅莉栖=ヒロイン。牧瀬紅莉栖。18歳。アメリカの大学に在籍する天才脳科学者

・まゆり=岡部の幼馴染。椎名まゆり。女子高校生

・ダル=ラボメンの一人である橋田至の愛称。岡部と同じ大学に通っている男子大学生

・萌郁=もえか。桐生萌郁。20歳の女。実はSERNの武装組織「ラウンダー」の一人

・るか=ラボメンの一人で高校生の男の娘

・フェイリス=ラボメンの一人で女子高校生。まゆりと同じバイト先。本名は秋葉留未穂

・鈴羽=ラボメンの一人。未来から来た橋田至の娘。母の姓である阿万音鈴羽と名乗る

・天王寺=ラボの階下にあるブラウン管専門店の店長。実は「ラウンダー」のリーダーで萌郁の上司

・綯=天王寺の娘(原作時小学生)

・由季=阿万音由季。鈴羽の母で橋田の未来の妻

・表中一番左の欄は世界線名。α世界線はSERNによる支配が待つ世界。β世界線は第3次世界大戦が起きる世界。SGはシュタインズゲート世界線のことで未来が確定していない平和な世界。他の世界線については詳細不明。


世界線変動率順一覧

※↓の画像を大きくしてご覧ください。

時間軸順一覧

※↓の画像を大きくしてご覧ください。

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