ミリオン2ndライブのライブレポート(アイマス歴史紹介㉓)

ミリオン2ndライブのライブレポート(アイマス歴史紹介㉓)

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概要

タイトル

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 2ndLIVE ENJOY H@RMONY!!

公演日

2015年4月4日・5日

会場

幕張イベントホール

出演者

[1日目]山崎はるか、田所あずさ、Machico、麻倉もも、雨宮天、伊藤美来、夏川椎菜、藤井ゆきよ、渡部優衣、木戸衣吹、小岩井ことり、駒形友梨、近藤唯、戸田めぐみ、山口立花子

[2日目]山崎はるか、田所あずさ、Machico、麻倉もも、雨宮天、伊藤美来、夏川椎菜、藤井ゆきよ、渡部優衣、愛美、上田麗奈、大関英里、末柄里恵、高橋未奈美、村川梨衣

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ライブレポート

セットリスト

山崎さん、田所さん、Machicoさん、麻倉さん、雨宮さん、夏川さん、伊藤さん、渡部さん、藤井さんの9名が両日出演で、6名ずつが各日出演となっている。(各日計15名の出演者)

各日出演のうち、1日目の木戸さん、2日目の愛美さん・上田さん・大関さん・村川さんが1stライブにも出演していたメンバーで、小岩井さん、駒形さん、近藤さん、戸田さん、山口さん、末柄さん、高橋さんがアイマス周年ライブ初出演となった。

そうしたメンバー構成に基づくセトリとなっており、両日出演組は1st・2ndソロ曲の2曲、1stライブ出演済みで今回1日だけの出演組は2ndソロ曲を1曲、ライブ初出演組は1stソロ曲を1曲披露するという構成になっている。

そこに両日共通の全員曲とユニット曲(CD収録メンバーを意識して各日で一部入れ替えあり)を加えるかたちになっている。

  1日目 2日目
M01 Thank you!(全出演者)
M02 Growing Storm!(山崎はるか、Machico、伊藤美来、夏川椎菜)
M03 ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン(渡部優衣) Super Lover(渡部優衣)
M04 夢色トレイン(麻倉もも) VIVID イマジネーション(夏川椎菜)
M05 Happy Darling(夏川椎菜) トキメキの音符になって(麻倉もも)
M06 合言葉はスタートアップ!(藤井ゆきよ、渡部優衣) ジレるハートに火をつけて(藤井ゆきよ、上田麗奈)
M07 Shooting Stars(田所あずさ、麻倉もも、雨宮天)
M08 Maria Trap(小岩井ことり) Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!(村川梨衣)
M09 Be My Boy(山口立花子) 恋愛ロードランナー(上田麗奈)
M10 ユニゾン☆ビート(戸田めぐみ) SUPER SIZE LOVE!!(大関英里)
M11 おまじない(木戸衣吹) プラリネ(愛美)
M12 君想いBirthday(駒形友梨) dear…(高橋未奈美)
M13 夕風のメロディー(近藤唯) オレンジの空の下(末柄里恵)
M14 THE IDOLM@STER(全出演者)
M15 PRETTY DREAMER(山崎はるか、木戸衣吹、駒形友梨) PRETTY DREAMER(山崎はるか、村川梨衣、高橋未奈美)
M16 Sentimental Venus(夏川椎菜、渡部優衣、戸田めぐみ) Sentimental Venus(夏川椎菜、渡部優衣、末柄里恵)
M17 Helloコンチェルト(田所あずさ、伊藤美来、小岩井ことり) Helloコンチェルト(田所あずさ、伊藤美来、大関英里)
M18 Marionetteは眠らない(Machico、麻倉もも、近藤唯) Marionetteは眠らない(Machico、麻倉もも、上田麗奈)
M19 Blue Symphony(雨宮天、藤井ゆきよ、山口立花子) Blue Symphony(雨宮天、藤井ゆきよ、愛美)
M20 恋のLesson初級編(Machico) Believe my change!(Machico)
M21 アフタースクールパーリータイム(藤井ゆきよ) フローズン・ワード(藤井ゆきよ)
M22 素敵なキセキ(山崎はるか) ライアー・ルージュ(雨宮天)
M23 STANDING ALIVE(近藤唯、山口立花子) HOME, SWEET FRIENDSHIP(渡部優衣、村川梨衣)
M24 星屑のシンフォニア(小岩井ことり、駒形友梨) Eternal Harmony(愛美、末柄里恵)
M25 Birth of Color(木戸衣吹、戸田めぐみ) ドリームトラベラー(大関英里、高橋未奈美)
M26 透明なプロローグ(伊藤美来) 空想文学少女(伊藤美来)
M27 絵本(雨宮天) Precious Grain(田所あずさ)
M28 Catch my dream(田所あずさ) 未来飛行(山崎はるか)
M29 Welcome!!(全出演者)
M30 Thank you!(全出演者)

見どころ

ミリオン単独ライブ一光り輝いていた出演メンバー

1stライブから約1年後に開催されたこの2ndライブは、出演メンバーのステージでのパフォーマンスがすべて光り輝いていた印象だ。この光り輝き具合はミリオンの単独ライブ史上一番だったと個人的には思っている。

キャストの年齢やキャリア、アイマスにおけるミリオンのキャリア、2015年というアイマス10周年という特別な年だったことなど、すべてがこのライブにおける輝きに良い影響を及ぼしていたように感じてならない。

まだ慣れるほどの経験値はなくかといって8thやSSA、1stライブのときのように恐る恐るの最初の一歩ではないこと、アイマス10周年という年に自分たちが確かな足跡を残している自信、アイドルへの愛とミリオンというブランドへの情熱が上がり続けていたこと、これらが絶妙なハーモニーを奏で、ステージや客席すべてを包んでいたように思えてならない。

そして、なんといっても、男性なら強く感じることだが、出演者陣が皆単純に可愛かった。特にこの後の10thライブにも出演するメンバーは、年齢的な部分も大きいが、人前で見られることに慣れてきつつもまだ慣れていない感じ、その中で変わらず一生懸命な感じが絶妙な可愛さとフレッシュさを引き立たせていた。

よくアイドルやタレントの女の子には10代のときに瑞々しい瞬間があると言われているが(スポーツ飲料や三井リハウスのCMに抜擢されるときなど)、ミリオンスターズにとってはこの2ndライブと10thライブがその瞬間なのではないだろうか。

そうした意味でもブルーレイは永久保存版だ。

トロッコを使ったライブパフォーマンス

平面に広い会場である幕張だったこともあり、トロッコをフル活用するライブとなった。

恐らくアイマスライブの中ではこの時点で最もトロッコに乗って歌う回数が多かったのではないだろうか。

トロッコは、ブルーレイで見るときは、ステージのような派手な振り付けが見られないことになるため残念な気持ちのほうが勝るが、現地で見るときには最高の演出になる。

こんなに近くでキャストを見ることができて、アイドルの歌声が聞けるなんて!と至福の時間となるのは間違いない。特に2階席の1番前の列の客席だったファン(プロデューサー)は、そういう意味では最高の席だったに違いない。

両日出演組の充実のパフォーマンス

特に彼女たちが演じるアイドルの担当プロデューサーにとっては、1stソロ曲と2ndソロ曲の両方が両日聞けるという充実のライブとなった。

この2曲により、各キャスト・各アイドルの違った魅力を2日間で十分感じることができた。明るいところ、可愛いところ、カッコいいところ、色っぽいところ、元気なところ、情感あふれるところ、etc。

これにより、さらにキャストとアイドルの魅力が深堀され、ミリオンライブ、ミリオンスターズの世界を一層広げてくれた。

「素敵なキセキ」というまっすぐさに「未来飛行」という強さが加わった山崎さんと未来。

「Precious Grain」という強さに「Catch my dream」という澄んだ前向きさが加わった田所さんと静香。

「恋のLesson初級編」という可愛さに「Believe my change!」というカッコよさが加わったMachicoさんと翼。

「トキメキの音符になって」という無垢さに「夢色トレイン」という自覚が加わった麻倉さんと星梨花。

「Happy Darling」という元気な可愛さに「VIVID イマジネーション」という杏奈らしい元気な可愛さが加わった夏川さんと杏奈。

「透明なプロローグ」という始まりに「空想文学少女」という百合子らしさが加わった伊藤さんと百合子。

「ライアー・ルージュ」という真剣さに「絵本」という想いが加わった雨宮さんと志保。

「ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン」という元気さに「Super Lover」という一途なセクシーさが加わった渡部さんと奈緒。

「アフタースクールパーリータイム」という明るさに「フローズン・ワード」という奥行きが加わった藤井さんと恵美。

各アイドルに物語を感じることができ、どれも忘れることのできないステージパフォーマンスであった。

初出演組の個性を生かしたそのアイドルらしいパフォーマンス

小岩井さん、駒形さん、近藤さん、戸田さん、山口さん、末柄さん、高橋さんの初出演組も堂々たるパフォーマンスを披露してくれた。

いずれが演じるアイドルもメインメンバーの演じるアイドルより個性が引き立っているキャラだが、その個性に負けず、かつ、アイマスらしい愛と優しさ、ひたむきさに溢れるパフォーマンスを披露してくれた。

彼女たちのパフォーマンスを見た後には、まだまだアイマスライブに出演していないメンバーが多くいるミリオンライブというブランドに心高鳴らせたプロデューサーも多かったはずだ。

2日目の「Sentimental Venus」

この2ndライブで最も多くの人に記憶されている曲は間違いなくこれだろう。

音声機材のトラブルでラストのサビの部分で音が出ないというアクシデントが起こる。だが、なんと音が止まった瞬間、瞬時に客席と演者がそのサビの部分を大合唱し始めたのである。

まるでアニメのような、フィクションのような出来事である。本当にそうした出来事が起きたのである。

ミリオンでは定番となっていた曲だからこそできたことでもあるが、奇跡としか言いようがない。

プロデューサーがアイドルをプロデュースするというアイマスというコンテンツの根幹があるからこその出来事であるようにも思う。

アイマスの底力と素晴らしさを強く感じる出来事である。これがアイマス10周年である2015年に当時アイマスの末っ子であったミリオンのライブで起きたことにさらなる奇跡と運命を感じざるを得ない。

また、ミリオンというブランドの結束力が強固になった瞬間でもあるだろう。出演者もスタッフもプロデューサーもミリオンのために頑張ろうと強く思えるきっかけになったのではないだろうか。そういう意味では今のミリオンがあるのはこの出来事のおかげという言い方も可能なのかもしれない。

ちなみに、ブルーレイには千早役の今井さんが関係者席で熱唱している場面も削られることなく収録されている。あわせて必見だ。

2日目「Sentimental Venus」~「未来飛行」

「Sentimental Venus」で起きた奇跡のような出来事から、会場の一体感が一気に上がる。偶然にもこの感動にさらに拍車をかけたのは、セトリである。

結果的に神がかっていたと言っても過言ではないだろう。

「Sentimental Venus」の次に登場したのは「Helloコンチェルト」。この曲は皆や仲間と音楽・ライブを楽しむというコンセプトの曲であったため、会場の一体感がさらに増すことになった。

そこから「Marionetteは眠らない」「Blue Symphony」とミリオン定番の情熱的でカッコいい曲が続く。完全に会場のテンションとシンクロしていた。さらにこのテンションを冷めさせないどころか高め続ける「Believe my change!」「フローズン・ワード」「ライアー・ルージュ」と続く。

カッコよく情熱的な曲が続いた後は、仲間の大事さや思いやりを感じることのできる優しくも明るく楽しい曲に移行。これも結果的に会場全体を包む感情とシンクロしていたように思う。「HOME, SWEET FRIENDSHIP」「Eternal Harmony」「ドリームトラベラー」だ。

そしてここまでのすべての流れと思いを収束させながら、ライブのフィナーレに向かって「空想文学少女」「Precious Grain」が披露される。

そしてそして最後はこの人のこの曲。山崎さんの「未来飛行」だ。このライブで起きたこと、これまでのミリオンの歩み、すべてを未来役の山崎さんが未来に繋げていく。

結果的に想定以上に完璧でかつ感動的なセトリになったと言っていいだろう。

Machicoさんの衣装

衣装でも面白い出来事が一つあった。それはMachicoさんのいわゆる”へそ出し”衣装だ。

腹出し衣装はこの後シンデレラで何人か出てくるが、いわゆる”生へそ”を出したのはアイマス史上、765の長谷川さんとミリオンのMachicoさんだけである。(シンデレラの数人はストッキング?サポーター?のようなものをしていた。決してスタイルが悪いわけではないのだろうが生のお腹を出してブルーレイの映像に耐えられるほどではないということだろう。)

この二人は美希役と翼役ということで765プロ内のメインアイドル(信号機)におけるイメージカラー黄色の直系である。原作ゲーム内でも先輩後輩としてあるいは姉妹のように仲が良く、美希は翼の目標であり一番尊敬している先輩でもある。

キャストも二人ともスタイルが良く、”生へそ”が映像に残っても誰が見ても見苦しくないスタイルである。そしてパフォーマンスも顔もどことなく似ている。

そういう意味では”へそ出し”の系譜としても相応しいと言えるだろう。

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