アイマスプロミ2017のセトリや見どころなど(アイマス歴史紹介㉞)

アイマスプロミ2017のセトリや見どころなど(アイマス歴史紹介㉞)

現時点で765PRO ALL STARS(765AS)のキャスト12人が全員揃った最後の大型イベントとなっている”プロミ2017”こと「プロデューサーミーティング2017」。

10thライブで1年に1回の周年ライブというかたちを終えた765ASですが、その10thライブ以降で初めて行われたビッグイベントがこのプロミ2017となります。

ここでは、そんなアイマスにとって、そして765ASにとって、記念すべきイベントについて概要や見どころなどを紹介したいと思います。

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概要

タイトル

THE IDOLM@STER PRODUCER MEETING 2017 765PRO ALLSTARS -Fun to the new vision!!-

公演日

2017年1月28日・29日

会場

東京体育館

出演者

中村繪里子、今井麻美、仁後真耶子、浅倉杏美、平田宏美、若林直美、下田麻美、釘宮理恵、たかはし智秋、長谷川明子、原由実、沼倉愛美、赤羽根健治(両日ゲスト)、三瓶由布子(1日目ゲスト)、茅原実里(2日目ゲスト)

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イベントレビュー

セットリストなど

いわゆるライブイベントとしてのパフォーマンスは両日とも9曲。それ以外には、キャストたちによる事前アンケート結果座談会、朗読劇、3DアイドルのVTR鑑賞が行われた。

  1日目 2日目
  春香によるオープニング
M01 チェリー(765PRO ALL STARS) 団結2010(765PRO ALL STARS)
  プロデューサーズボイス(765PRO ALL STARS、赤羽根健治)
  朗読劇(765PRO ALL STARS、三瓶由布子(1日目)、茅原実里(2日目))
  3Dアイドルによるライブ
M02 Dazzling World(三瓶由布子) アルティメットアイズ(茅原実里)
M03 ザ・ライブ革命でSHOW!(765PRO ALL STARS)
M04 Miracle Night(釘宮理恵、中村繪里子、下田麻美、平田宏美)
M05 僕たちのResistance(沼倉愛美、今井麻美、仁後真耶子、長谷川明子)
M06 アマテラス(たかはし智秋、浅倉杏美、若林直美、原由実)
M07 紅白応援V(765PRO ALL STARS)
M08 Happy!(765PRO ALL STARS)
M09 THE IDOLM@STER(765PRO ALL STARS、三瓶由布子(1日目)、茅原実里(2日目))

見どころ

765AS全員集合

なんと言ってもこのイベント最大の見どころはこれに尽きる。

12人誰一人欠けることなく全員揃ったのである。(今回音無小鳥役の滝田さんの登壇はなし)

2011年の7thライブ以降初めてのことでもしかしたら2度とないことかもしれないくらい記念すべき貴重な場となった。

もう同じステージに12人が立っているだけで感動が凄い。

アイドル達は基本年を取らないが、キャストも我々プロデューサーもスタッフも全員等しく年を取る。

それぞれにそれぞれの人生があり、様々なライフイベントを機に皆生き方が変わっていくものである。つまり人間関係も変わっていくものである。

にも関わらず、まるで7thライブのときのような、テレビアニメが始まったときのような、アイマスが始まったときのような雰囲気で全員健康な姿でステージに揃ったのである。

特に、結婚・出産を経て今回リアルイベントの場に戻ってきたキャストたち、それを待っていたキャストたち、アイマスとの関わり方を少しずつ変えながらも長く応援し続けてきたプロデューサーたち、にとっては同窓会なんて目じゃないくらいの不思議な懐かしさ、郷愁、そして感動があったはずだ。

こうした素敵な気持ちをもたらしてくれるのはアイマスだけである。

改めてアイマスが世界で最も素敵な感情をもたらしてくれる唯一無二のコンテンツであることが確認される瞬間となったのではないだろうか。

また同時に10thライブで一区切りついた後にも関わらず、新しい感情、新しいコンテンツの楽しみ方に気づかせてくれたという意味で、アイマスにとって新しい大きな一歩になったのではないだろうか。

やはり765ASこそがアイマスの先頭を走り続け、未来を切り開き続ける存在である。

オープニングの春香

アイマス史上初めて3Dのアイドルが収録映像ではなくリアルタイムで動くという仕掛けが披露された。

イベントのオープニングでプラチナスターズの3Dモデルの春香が登場。客席と生でやりとりしたのだ。

ステージ裏でモーションアクターが生で動き、春香役の中村さんが生で声をあてるということで実現した。

これは、将来例えばキャストがおばあちゃんになり踊ることができなくなったときにもリアルライブができるということかもしれないし、将来人工知能の普及などによりアイドルが自立的に動くことができるようになり本当にアイドルたちによるリアルライブが実現するかもしれない、といったアイマスの未来への可能性に思いを馳せることができたという意味で、新たなかたちのイベントとして相応しい仕掛けだったのではないだろうか。

プロデューサーの人気投票によるオープニング曲

1日目は「チェリー」、2日目は「団結2010」が選ばれた。

いずれもこれまで一度も12人全員揃ってステージで披露されることのかなわなかった曲である。

満を持してというか、ようやくというか、念願かなったプロデューサーも多かったのではないだろうか。

それにしてもチョイスが実にプロデューサーらしい。”わかってる”。

この2曲は人気曲の多いアイマスの中では決してトップのメジャー曲ではないが、12人揃ってこそ真価を見せる曲であり、それを理解していなければこの曲を選ばないはずだからだ。

シンデレラやミリオン、SideMから入ったプロデューサーやそれこそ新作ゲーム「プラチナスターズ」から入ったプロデューサーも増えてきている中でのこの結果は、往年のプロデューサーが多く投票したということだろう。つまり未だ多くのプロデューサーが765ASを応援しているということである。

この事実そのものが感動的である。

1日目の「チェリー」のイントロがかかった瞬間に沸き上がったえもいわれぬ感情は決して忘れられない。

プロデューサーズボイス

これは、事前のプロデューサーたちのアンケート結果についてキャストたちが座談会を開くという趣旨のコーナーである。

両日ともにゲストとして登場したプロデューサー役の赤羽根さんがMCを務めたが、これもまた良かった。

歴戦のキャスト陣の間に一人立たされタジタジになる赤羽根さんと、それを上手にいじる女性陣、といった構図が実に765プロらしくて最高だった。

また、キャスト陣の息の合った掛け合いのなんと絶妙なことよ。互いの個性を理解しつつお互いに面白くしあえる関係、単純にトークにおけるコンビネーションやテンポの良さは、見ている人たちに「これが一生モノの仲間かあ」という素敵な感情を抱かせる。

ちなみに、アンケート結果では年齢構成も発表されたが、20代から下のほうが多かった。これは、結構なボリュームのある全設問に真面目に答えてくれた人は若い人が多かったということだろう(若い人のほうが高い熱量があり時間を割いてくれやすい)。

その中で上に書いたようなオープニング曲の結果になったのは、オープニング曲リクエストだけは単独で答えられるアンケートの仕様になっていたからだろう。比較的年齢の高いプロデューサーはここだけは答えたものと思われる。

なんというかアイマスを分担して盛り上げてる感じがとても良い。

朗読劇

いわゆるキャストたちによる生アフレコによる即興劇コーナー。

声優イベントらしいコーナーではあるが、アイマスでは初期の頃以降ライブが中心となっていったため実現していなかった。それが今回久しぶりに実現した。

765ASらしいアドリブや無茶ぶりを交えながらの見事なコンビネーションによる朗読劇は本当に面白かった。

初期の頃を思い出すコーナーではあったが、このコンビネーションについては10年以上続いているからこそだろう。

懐かしさと新しさの両方を感じることができる充実のコーナーであった。

ちなみに、2日間とも基本シナリオは同じだが、プロデューサーの反応により進行していくところやアドリブや無茶ぶりは全く違うので、ブルーレイでも両日必見だ。

ゲストの三瓶由布子と茅原実里

1日目は876プロから秋月涼役の三瓶さんが登場し、2日目は961プロから玲音役の茅原さんがサプライズゲストとして登場した。

茅原さんは9thライブでも登場していたこともありサプライズという意味での衝撃は大きくはなかったが、1日目の三瓶さんの衝撃は凄かった。

三瓶さんはこれまで一度もアイマスの大型イベントには登壇したことがなかく、このときこのイベントの2週間後に開催されるSideMの2ndライブでの出演が決まっていた。

「876としてはもうライブ出演難しいのかな」というような感覚を持っていたプロデューサーも多かったはずだ。

そうした中での登場となったため驚きと興奮が凄かった。

念願の「Dazzling World」が会場中に響き渡った瞬間の興奮は忘れることのできないものだ。とりわけ、876プロ、ディアリースターズからアイマスの世界に入ったプロデューサーにとっては感無量だったことだろう。

プラチナスターズ実装新曲初披露

プラチナスターズで実装された新曲5曲がすべて披露された。

何が印象深いかと言うと、すべてこれまでのアイマスに一度もない印象の曲だが、キャストたちもまた初めて感じるような印象のパフォーマンスを見せてくれたことだ。

年齢は関係ないどころか年齢を重ねるにつれて益々エネルギーを感じさせるパフォーマンスで新しい雰囲気の曲を歌うキャストたちの姿は、これ以上ないほどカッコよかった。

そう「カッコいい」という表現こそが相応しいように思う。

人間は、年齢を重ね、キャリアを重ね、人生経験を重ねると、様々なことに対してうまく妥協しながら対処できてしまうものである。そしてそれが当たり前の行動になってくる。

そうした中、彼女たちは、アイマスが始まった頃と変わらぬ挑戦心を全開にしてこれでもかとエネルギーを迸らせていた。その姿は、最高にカッコいい生き様である。

これこそが”アイマス”ということなのだろう。

紅白応援V

このイベント用に制作された楽曲で、客席からの声を入れて完成させるという企画曲でもあった。

これがまた素晴らしかった。

キャストたちがボンボンを持ってチアリーダーのように歌って踊る曲だが、そこに年齢は関係なかった。彼女たちがアイドルとして並んで全力で歌って踊るだけでそれは見紛うことなく765プロのアイドルでありアイマスである。

また、各アイドル(キャスト)の煽りのセリフがふんだんに盛り込まれている曲だが、その煽りに合わせる客席のコールも練度が高かった。

さすが765Pである。アイマス全体で見ればアイドルの数もプロデューサーの数も拡大の一途を辿っているが、その分ライブ会場の練度は落ちている。常に新しいアイドル、曲、プロデューサーが加わり、それぞれが多様な楽しみ方を形作っているからだ。そうした中このイベントでの客席の練度はさすがだった。

もちろん、若林さんらの煽りが相変わらず上手かったということもあるが、近年まれに見る練度であった。

アイドルとキャストのエネルギーと愛、客席のプロデューサーのエネルギーと愛。これらの相乗効果がこの曲で120%表現された。

実に765プロらしい時間となったのではないだろうか。

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