シャボンディ諸島編&女ヶ島編のあらすじと見どころ(ONE PIECE(ワンピース)ストーリー紹介⑪)

シャボンディ諸島編&女ヶ島編のあらすじと見どころ(ONE PIECE(ワンピース)ストーリー紹介⑪)

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シャボンディ諸島編

あらすじ

魚人島を目指すルフィ達は、その入り口の島であるシャボンディ諸島に上陸する。深海の魚人島に辿り着くためには船のコーティングが必要であることを知り、再会したハチと人魚のケイミーにコーティング職人のもとへ案内してもらうことになる。

しかし、そこには麦わらの一味同様グランドライン前半の冒険を乗り越えてきた同世代の海賊たちや天竜人も来ており、ケイミーが誘拐されたことをきっかけに騒動となる。

海軍大将黄猿や七武海のくまも登場し、麦わらの一味は、コーティング職人であり元ロジャー海賊団の副船長レイリーの助けも虚しく、その戦いの中で離散することになる。

見どころ

シルバーズ・レイリー初登場

通称”海賊王の右腕””冥王”。ゴールド・ロジャーのゴールドにかけて、そのナンバー2に相応しくシルバーの名が付与されている。後に詳細な説明がされる”覇気”についてもこの時点で高レベルのものを見せており、その強さの一端を見せている。

また、ルフィ達との会話の中でグランドラインを制覇し世界の謎を知っていることも言明されているとともに、ロジャーの船に乗り合わせていた双子岬のクロッカス、シャンクス、バギーとも旧知の仲であることも明らかにされている。

ルフィにとってはシャンクスと同様、以降重要な存在になる。

”超新星”(”最悪の世代”)初登場

後に”最悪の世代”と呼ばれる”超新星”が初登場している。ルフィ、ゾロに加えグランドライン前半の海で悪名をとどろかせてきた懸賞金が億を超えるいわゆる億超えルーキーたちのことで、このシャボンディ諸島編で一同に会している。

”キャプテン”キッド、”死の外科医”トラファルガー・ロー、”魔術師”バジル・ホーキンス、”海鳴り”スクラッチメン・アプー、”赤旗”ディエス・ドレーク、”怪僧”ウルージ、”ギャング”ベッジ、”大喰らい”ジュエリー・ボニー、”殺戮武人”キラー、である。

名前・能力・通称・デザイン、どれをとっても魅力的極まりないキャラとなっており、各海賊団の冒険も見たくなるレベルである。

後に彼らは黒ひげを含め”最悪の世代”と呼ばれるようになり世界を動かす一大勢力となるわけだが、この時点でも既にルフィとともに大海賊時代の大きなうねりを生み出す存在となることが容易に想像できる登場となっている。

ちなみに、同世代と言われるが年齢や生まれは全く違う。学生生活における学年というよりは社会人生活における同期と考えるほうがしっくりくるだろう。

天竜人初登場

800年前に現在の世界を構築したと言われる一族の末裔のこと。世界貴族とも呼ばれる。

その所業もさることながら、我々人類の歴史において古来より言われている通り、権力者の心の醜さを顔の醜さでもストレートに表現している。天竜人の世界では奴隷制度も未だ健在であることが描かれており、人類の歴史の愚かしさもそのまま表現されている。

差別と奴隷

昔魚人が魚類として扱われておりそれに基づく差別意識が未だ根強いこと、ヒューマンショップと呼ばれる人身売買オークションが平然と行われていることを描写している。

昨今現実世界でも差別意識の根強さと問題は世界中の人の心に多くのことを投げかけているが、このエピソードにおいてもその問題について多くのことを感じさせる表現が用いられていると言えるだろう。

ちなみにヒューマンショップは七武海ドフラミンゴが運営しており、こうした点においてもドフラミンゴがルフィにとって相容れない強大な敵であることが明確になっている。

大将黄猿初登場

本名ボルサリーノ。ピカピカの実の光人間。多くの人が光というと主人公側に与えられる最高級の能力というイメージがあったと思うが、ルフィにとっての強大な敵にその能力を与えている。

能力者の唯一の弱点である海をも凍らす青キジに続いて大将の強大さを感じさせるキャラとなっており、このシャボンディ諸島編ではルフィ達の絶望感がより増幅するような役割も果たしている。億越えルーキーたちを軽く倒していく様は圧倒的である。

パシフィスタ初登場

七武海バーソロミュー・くまを基礎に天才科学者ベガパンクが造った人型戦闘兵器。外観はすべてくまだが、黄猿の技であるレーザーが主要武器として搭載されている。このシャボンディ諸島編では試作型が数機投入されているだけだが、後の頂上戦争編で量産型が大量に投入されている。

戦桃丸という海軍の科学班所属の海兵が率いている。ちなみに、この戦桃丸は名前に桃が入っていながら100人中100人が金太郎をイメージするデザインとなっている。金太郎も通常は主人公側のイメージが強いが、敵側にいるという点は示唆的だ。

麦わらの一味離散

くまの能力により一味全員バラバラに遠くへ飛ばされてしまう。初めての一味崩壊の描写であるが、結果的にそれぞれ意味のある地に飛ばされることになる。

くまのニキュニキュの実の能力は、飛ばす本人が行先をコントロールできないこと、スリラーバーク編で飛ばされる本人が潜在的に望んでいるあるいは強く想っている場所へ飛んでいくことが示唆されているため、それぞれの飛んで行った場所にはこうした意味があるものと思われる。

該当コミック・アニメ話数

コミック
50巻 490話 〝再び辿りつく〟
491話 〝トビウオライダーズ〟
51巻 492話 〝鉄仮面のデュバル〟
493話 〝知ってる〟
494話 〝デュバルの悲劇〟
495話 〝ガオン砲〟
496話 〝ヤルキマン・マングローブ〟
497話 〝シャボン舞う諸島の冒険〟
498話 〝11人の超新星〟
499話 〝シャボンディパーク〟
500話 〝歴史の残り火〟
501話 〝うねり始める世界〟
502話 〝天竜人の一件〟
52巻 503話 〝荒立つ島〟
504話 〝海賊前線移動中〟
505話 〝クマ〟
506話 〝ロジャーとレイリー〟
507話 〝黄猿上陸〟
508話 〝修羅の島〟
509話 〝黄猿vs.4人の船長〟
510話 〝麦わらの一味vs.戦闘兵器〟
511話 〝鉞かついだ戦桃丸〟
512話 〝ゾロ、音沙汰なし〟
53巻 513話 〝救えないっ!!!〟
アニメ
11thシャボンディ諸島編piece.1 382話 ノロノロの脅威 銀狐のフォクシー再び
383話 お宝大争奪戦 崩壊! スパアイランド号
384話 ブルック大奮闘 真の仲間への道険し?
385話 偉大なる航路半周 到達! 赤い土の大陸
11thシャボンディ諸島編piece.2 386話 麦わら一味憎し 鉄仮面のデュバル登場
387話 因縁の再会! 囚われの魚人を救い出せ
388話 悲劇! 仮面に隠されたデュバルの真実
389話 炸裂! サニー号の超秘密兵器ガオン砲
11thシャボンディ諸島編piece.3 390話 魚人島目指して上陸 シャボンディ諸島
391話 暴虐! シャボンディの支配者・天竜人
392話 新たなライバル集結! 11人の超新星
393話 標的はケイミー!! 迫る人攫い屋の魔手
11thシャボンディ諸島編piece.4 394話 ケイミーを救え 諸島に残る暗黒の歴史
395話 タイムリミット 人間オークション開幕
396話 鉄拳炸裂! オークションをぶっつぶせ
397話 大パニック! オークション会場の死闘
11thシャボンディ諸島編piece.5 398話 大将黄猿動く! 騒然シャボンディ諸島
399話 包囲網を突破せよ! 海軍VS三人の船長
400話 ロジャーとレイリー 海賊王とその右腕
401話 回避不可能!? 大将黄猿の光速の蹴り!!
11thシャボンディ諸島編piece.6 402話 圧倒的! 海軍の戦闘兵器パシフィスタ
403話 さらなる強敵現る! 鉞かついだ戦桃丸
404話 大将黄猿の猛攻 麦わら一味絶体絶命!
405話 消された仲間たち 麦わら一味最後の日

※太字はアニメオリジナルエピソード。本編には関係しません。

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女ヶ島編

あらすじ

くまにより飛ばされたルフィは男子禁制の女人国アマゾン・リリーに辿り着く。ルフィはそこで一時処刑されそうになるが、器の大きさを見せる。

器の大きさを見せたルフィに恋心を抱いた女帝ハンコックは、ルフィに天竜人の奴隷であった過去を明かし、大きな信頼を寄せるようになる。

一方、仲間たちとの再会を目指しシャボンディに戻ろうと考えていたルフィだが、兄エースが海軍本部で公開処刑されることを知る。

居ても立っても居られないルフィは、王下七武海でもあるハンコックの力を借りてエースが幽閉されている大監獄インペルダウンへ向かうことを決意する。

見どころ

ボア・ハンコック初登場

アマゾン・リリーの女帝にして王下七武海の一人。メロメロの実の石化人間。石化能力に加え、3人姉妹であることから元ネタはギリシャ神話のメデューサであることは間違いないだろう。

なお、基本的に男女感の恋愛描写はない本作だが、ハンコックについてはギャグテイストであるもののルフィに惚れ込む描写を明確に表現している。

また、覇気を持つことも言及されており、この時点でも相当強いことが匂わされている。実際にこの後の頂上戦争編でのバトルではかなり強いことが表現されており、作中に登場する女性キャラの中では現時点ではビッグ・マムに続く強さだと目される。

ルフィの覇気発現

処刑台でのバトルにおいてこれまでで最も強力な覇気が発現している。”覇王色の覇気”というワードも初めて登場している。

これまでもルフィの覇気は随所で発現されていたと思われるが(クロコダイル戦、エネル戦など)、明確な説明や描写はなかった。

空島編で黒ひげが言及し、シャボンディ諸島編でレイリーが使用しているが、説明も明確な描写も一切されていない。この女ヶ島編で初めて具体的な表現と言及がなされている。

アマゾン・リリー

名前からわかる通り、舞台はアマゾンの森林・奥地がイメージで、住民はそこに住むギリシャ神話における女戦士アマゾネスがイメージだろう。世界の僻地に存在し、人々の往来にさらされることのない島であることから、以降ルフィにとって重要な場所となる。

エース公開処刑

この女ヶ島編でルフィは初めてエースが黒ひげに倒され、海軍に引き渡されたことを知る。スリラーバーク編で黒ひげがエースを土産に七武海に入ったことがくまから言及されており、公開処刑されることも明らかになっていたが、ルフィが知るのはここが初めてとなっている。

仲間と離れた直後に兄の危機が訪れており、ルフィにとっては苦難が続くタイミングであることが強く表現されている。誰しも人生で一度は経験があるのではないだろうか。苦難は続くことが多い。ルフィの人生も例外ではないということだろう。

ここからしばらくルフィの苦難と挫折が描かれることになり、ルフィ個人にフォーカスを当てたエピソードが続く。読者にとってはいつだって強くまっすぐなルフィに感情移入できる場面が増えていくことになる。

該当コミック・アニメ話数

コミック
53巻 514話 〝カラダカラキノコガハエルダケ〟
515話 〝女ヶ島の冒険〟
516話 〝海賊女帝 ボア・ハンコック〟
517話 〝湯浴み〟
518話 〝闘技台〟
519話 〝王の資質〟
520話 〝ゴルゴンの目〟
521話 〝天駆ける竜の蹄〟
522話 〝死に至る病〟
54巻 523話 〝地獄〟
524話 〝もう誰にも止められない〟
アニメ
12th女ヶ島編piece.1 408話 上陸! 男子禁制の島アマゾン・リリー
409話 急げ! 仲間たちのもとへ女ヶ島の冒険
410話 みんなメロメロ! 海賊女帝ハンコック
411話 背中に隠された秘密 遭遇ルフィと蛇姫
12th女ヶ島編piece.2 412話 非情の裁き! 石にされたマーガレット!!
413話 ルフィ大苦戦! ヘビ姉妹の覇気の力!!
414話 能力全開バトル!! ゴムゴムVSヘビヘビ
415話 ハンコックの告白 姉妹の忌わしき過去
12th女ヶ島編piece.3 416話 エースを救え! 新たな目的地は大監獄
417話 恋はハリケーン! メロメロハンコック
418話 仲間達の行方 天候の科学とからくり島
12th女ヶ島編piece.4 419話 仲間達の行方 巨鳥の島と桃色の楽園!
420話 仲間達の行方 島をつなぐ橋と食人植物
421話 仲間達の行方 ネガティブ王女と悪魔王

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