1980年代&1990年代の伝説的コンテンツを一挙紹介(アニメ・漫画・ゲーム・映画・ドラマ・CD・テレビ・アイドルなど)
1980年代・1990年代は今や伝説級と言っても過言ではないメガヒットエンタメコンテンツが続々と世の中に登場した時代でした。
CDはミリオンセラーばかりで、家や店、ラジオ、テレビ、町中至るところで流れていたものばかり。歌番組も一気に増え、紅白歌合戦も知らない人がいないくらいのアーティストばかりでおじいちゃんやおばあちゃんもどこかで聞いたことのある曲ばかりでした。
ゲームは次々と新しいハードも発売され、それにあわせ、今でもシリーズ化されていたり空前のヒットを記録したソフトばかり。
アニメや漫画も社会現象になったものや、その後の社会現象の礎を築いた面白い作品ばかり。メディアミックス展開も加速度的に広まっていき、いわゆる”オタク”も一気に増えました。
ドラマは30%以上の視聴率はざらで、主題歌CDは大半がミリオンセラーという化け物作品ばかり。
大人気ミュージシャンやアイドルの登場などもありテレビ番組も隆盛を極めました。
その他にも今の時代に影響を与えるコンテンツが数多く登場しました。
すべてのコンテンツにおいて製作側は野心的でクオリティを追求していましたし、受け取る我々の側も多くの熱量を持ってそれを全力で楽しんでいたように思います。
今思えば、日本人に生まれて良かったと心の底から思える時間だったかもしれません。
インターネットの普及で個々人の価値観や趣向が多様化・細分化した今、こんな時代は二度と来ないしかもしれません。
時系列で紹介するのは、当時を思い出したい人には自分の年齢と照らし合わせて見て欲しいからでもあります。
もちろんこれはごく一部に過ぎませんが、ぜひ楽しんでご覧ください。
1983年
7月
◎「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」発売・・・日本で初めての家庭用テレビゲーム機として発売。趣味や娯楽の様相が一変。
10月
◎「キャプテン翼」アニメ放送開始・・・既にジャンプにて連載されていたがここでアニメ化し大ヒット。サッカーが普及していなかった当時の日本において以降の人気の火付け役となった。
1984年
3月
◎「風の谷のナウシカ」劇場公開・・・監督であり原作者である宮崎駿の名が世に初めて広まった。
11月
◎「ドラゴンボール」連載開始・・・バトル漫画の元祖的作品となった。
1985年
3月
◎「機動戦士Zガンダム」アニメ放送開始・・・ロボットアニメの金字塔ガンダムシリーズの2作目。プラモデルや森口博子のOPも有名になる。
5月
◎「スーパーマリオブラザーズ」発売・・・空前の大ヒットとなったファミコンソフト。このソフトの登場によりファミコンの普及が一気に進む。
8月
◎「ビックリマンチョコ」ブーム到来・・・1979年から発売していたお菓子だが、「悪魔VS天使シール」を入れたこの年のものから大ヒット。一大ブームに。
12月
◎「バックトゥザフューチャー」日本公開・・・人気のハリウッド映画が日本で上映された。後に続編もつくられ、テレビでも多数放送される。タイムトラベルものの最初の傑作映画。
1986年
2月
◎「ドラゴンボール」アニメ放送開始・・・続編の「Z」も含め10年間続く。視聴率は常に20%以上を記録。
3月
◎「機動戦士ガンダムZZ」アニメ放送開始・・・ガンダムシリーズ3作目。Zまでと違いややポップな作風となるが変わらぬ人気を誇る。
8月
◎「天空の城ラピュタ」劇場公開・・・宮崎駿のアニメ映画2作目。宮崎駿とともにジブリの名も一気に知られることとなった。
1987年
4月
◎「きまぐれオレンジロード」アニメ放送開始・・・ ジャンプで既に掲載していたがここでアニメ化。当時には珍しい少し大人っぽくエッチな作風で一気に有名になる。
6月
◎「光GENJI」結成・・・ジャニーズのアイドルグループ。ローラースケートのパフォーマンスで一世を風靡。ヒット曲は「パラダイス銀河」など。
1988年
2月
◎「ドラゴンクエストⅢ」発売・・・ ファミコン用ソフト。RPG。ドラゴンクエストシリーズはこの前から発売を開始しているが、ファミコンの普及具合と合わせこの3作目が最も印象深い人も多いのではないだろうか。発売日に店に列ができた最初のゲームかもしれない。セーブデータが消えた思い出がある人も多いことだろう。
4月
◎「魔神英雄伝ワタル」アニメ放送開始・・・アニメもヒットしたが、それ以上に関連おもちゃ類が大ヒット。
◎「となりのトトロ」劇場公開・・・ 宮崎駿監督映画。上映当時はヒットしなかったが後のテレビ放送などで知らぬ人がいないほどの人気作となる。
6月
◎「カードダス SDガンダム」販売開始・・・様々な店で専用の自動販売機が並ぶようになる。
1989年
2月
◎「ダイ・ハード」日本公開・・・ハリウッド映画。後に5作目まで制作される世界的大ヒットアクション。日本ではここで一作目が公開され大ヒット。
4月
◎「ゲームボーイ」発売・・・国内初の本格的携帯ゲーム機。「テトリス」「聖剣伝説」「星のカービィ」などのソフトが有名。
7月
◎「魔女の宅急便」劇場公開・・・宮崎駿ジブリ映画。当時のアニメ映画の興行記録を更新。松任谷由実のテーマソングも有名。
9月
◎「風のシルフィード」連載開始・・・週刊少年マガジンにて連載開始。少年漫画としては初の王道競馬漫画。オグリキャップなどによる競馬人気と感動的なシナリオによって大ヒット。
10月
◎「YAWARA!」アニメ放送開始・・・ 浦沢直樹の名が世に知れ渡った名作。当時女子柔道は五輪競技ではなかったが放映中に五輪競技となった。選手の田村亮子にYAWARAという愛称がつけられ社会現象にもなった。
◎「はじめの一歩」連載開始・・・週刊少年マガジンにて連載開始。ボクシング漫画の金字塔。現在も連載中。
12月
◎「JR東海シンデレラエクスプレス第2弾CM」放送開始・・・88年から既に流されていたCMの第2弾になるが、牧瀬里穂出演のこのCMが最も有名。テーマ曲は山下達郎の「クリスマス・イブ」。この時点で既に発売されていた曲だが、このCMから一気に売れるようになる。また以降しばらくクリスマス期間には町じゅうでこの曲が流れていた。
1990年
1月
◎「愛は勝つ」CD発売・・・KANのシングル。発売後8週連続オリコン1位。このあたりから音楽CDバブルが始まる。
4月
◎「ふしぎの海のナディア」アニメ放送開始・・・天空の城ラピュタを彷彿とさせるNHKオリジナルアニメ。製作は後に有名になるGAINAXで監督は庵野秀明。ラピュタ的なストーリーでありながらアニメファン垂涎のSF要素と演出がてんこ盛りとなっている名作。
8月
◎「シュート!」連載開始・・・週刊少年マガジンにて連載開始。キャプテン翼に続く大ヒットサッカー漫画となる。
10月
◎「スラムダンク」連載開始・・・週刊少年ジャンプにて連載開始。今なお語り継がれるバスケ漫画の最高傑作。シリーズ累計発行部数は1.2億部を誇る。日本で競技人口の少なかったバスケットボールの盛り上がりに大きく貢献した。
11月
◎「スーパーファミコン(スーファミ)」発売・・・ファミコンの後継機。家庭用ゲーム機は既に根付いており発売以降小中学生のいる家庭にはほぼ一家に1台あったと考えられるほど普及した。
12月
◎「幽遊白書」連載開始・・・週刊少年ジャンプにて連載開始。冒険バトルもの。ストーリーの面白さもさることながらキャラクター人気が大きく爆発。
1991年
1月
◎「週刊少年ジャンプ 3・4号合併号」発行部数600万部を突破・・・この号が前人未踏の発行部数600万部を突破。「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」「ジョジョの奇妙な冒険」「こち亀」「ろくでなしBLUES」「ダイの大冒険」などメガヒット級の作品を多数掲載していた時期だった。
◎「東京ラブストーリー」放送開始・・・いわゆるトレンディドラマの先駆け。平均視聴率は30%を超え、主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」は270万枚を売り上げる。
4月
◎「刑事貴族2」放送開始・・・水谷豊主演の刑事ドラマ。舘ひろし主演の1はシリアスだったが、2から軽快で爽快感のあるシナリオ・演出となり、続編の「3」も含め子供も楽しめる名作となった。
6月
◎「どんなときも。」CD発売・・・ 槇原敬之のシングルで彼の名が世間に知れ渡った楽曲。167万枚を売り上げる。
7月
◎「101回目のプロポーズ」放送開始・・・トレンディドラマ。視聴率は30%を超える回もあり大ヒット。主題歌「SAY YES」は200万枚を売り上げ、主人公のセリフは流行語となる。
9月
◎「SMAP」CDデビュー・・・光GENJI解散後のジャニーズの注目アイドルグループとしてデビュー。以降ヒット曲を連発するなど国民的アイドルとなる。ミリオンヒットとなったのは「夜空ノムコウ」「らいおんハート」「世界に一つだけの花」「SHAKE」。
10月
◎「とんねるずの生でダラダラいかせて‼ 」放送開始・・・とんねるずの冠バラエティ番組。スポーツなど身体を張った企画を多々放送。運動神経の良いとんねるずのテレビ映えする企画が受けた。
11月
◎「宮沢りえヌード写真集」発売・・・18歳の人気絶頂時にヌード写真集を出版し、日本中に大きな衝撃と話題をもたらした。写真集は155万部を売り上げ現在でも芸能人写真集の売上トップとなっている。
1992年
3月
◎「美少女戦士セーラームーン」アニメ放送開始・・・少女漫画が原作だが、アニメで幅広い層に受け入れられ大ヒットとなる。ヒロインの決め台詞を知らない人は少ないだろう。
5月
◎「君がいるだけで」CD発売・・・米米CLUBのシングル。ドラマ「素顔のままで」の主題歌だが、その範囲を超えてメガヒット。売上289万枚を超える。
8月
◎「スーパーマリオカート」発売・・・スーファミ用ソフト。スーファミ用ソフトの最高売上記録を持つレースゲーム、パーティーゲーム。
◎「スーパー桃太郎電鉄Ⅱ」発売・・・スーファミ用ソフト。コンピューターボードゲーム。シリーズ3作目となるがスーパーファミコンの普及と相まったこと、キングボンビーが初めて登場したことなどから最も印象深い人も多いだろう。
10月
◎「晴れたらいいね」CD発売・・・ドリームズカムトゥルーのシングル。NHK朝ドラ「ひらり」の主題歌。売上は68万枚とドリカムとしてはそれほど多くはないが、NHKの朝ドラの主題歌ということで最も多くの人に聞かれた一曲であろう。
1993年
1月
◎「振り返れば奴がいる」放送開始・・・織田裕二主演の医療ドラマ。脚本家三谷幸喜が脚光を浴びた最初の大ヒットドラマ。主題歌「YAH YAH YAH」は241万枚を超える売上を記録。
2月
◎「TRF」CDデビュー・・・ 小室哲哉プロデュース1組目のユニット。小室は以降もglobe、華原朋美、鈴木あみ、安室奈美恵、浜田雅功などのプロデュースを手掛け、ミリオンセラーを連発するヒットメーカーとなる。
3月
◎「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」CD発売・・・B’zのシングル。202万枚を売り上げB’z史上最高売上の楽曲となっている。
4月
◎「ひとつ屋根の下」放送開始・・・トレンディドラマ。最高視聴率は37%を超え大ヒット。主人公のセリフが流行語となり、主題歌「サボテンの花」も大ヒットした。
9月
◎「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」発売・・・スーファミ用ソフト。ダンジョンRPG。ドラクエの派生ゲームだが、独立して楽しめる。ダンジョン内ではセーブできず強化したアイテムなどを失う緊張感もありやり込めるゲームとして有名。多大な時間を費やした人も多いことだろう。
12月
◎「ロマンスの神様」CD発売・・・広瀬香美のシングル。アルペンのCMソングで有名。売上は164万枚を超える。以降スキー場などあらゆる場所で冬にかかる定番曲となった。
1994年
5月
◎「るろうに剣心」連載開始・・・週刊少年ジャンプにて連載開始。明治時代を舞台としたバトル漫画で、歴史上の実在の人物なども登場し作品を盛り上げた。ドラゴンボールやスラムダンクといったメガヒット作が次々と連載を終えていく中、人気作としてジャンプを支えた。
6月
◎「innocent world」CD発売・・・Mr.Children(ミスチル)のシングル。既に前作「CROSS ROAD」がミリオンセラーとなっていたが、この曲でさらに193万枚を売り上げ、人気と知名度を不動のものにする。アクエリアスのCMソングとしても有名。
10月
◎「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」放送開始・・・ダウンタウンがMCの音楽番組。当時の音楽バブルの波を拡大させた番組。トークコーナーでのアーティストとダウンタウンの絡みなどは時代の雰囲気にマッチしていた。
11月
◎「Tomorrow never knows」CD発売・・・ミスチルのシングル。ミスチル史上最大の売上を誇る名曲。売上は276万枚。
◎「セガサターン(サターン)」発売・・・ 家庭用ゲーム機。プレイステーションと2大ハード時代を築く。ソフトはこの機種でのみプレーできる独自展開のものも多く、「せがた三四郎」のCMも有名になった。
12月
◎「プレイステーション(プレステ)」発売・・・ 家庭用ゲーム機。ソニーが最新技術を投入したゲームハード。3Dグラフィックなどを実現。累計出荷台数は1億台を突破。
1995年
1月
◎「安室奈美恵」ソロデビュー・・・以降ミリオンセラーを連発しそのパフォーマンス力で平成の歌姫となる。「アムラー」と呼ばれる社会現象も引き起こす。代表楽曲は「Don’t wanna cry」「You’re my sunshine」「a walk in the park」「CAN YOU CELEBRATE?」。また沖縄のアーティストの中心的な存在にもなる。SPEEDやMAXなどが彼女に続いた。
3月
◎「クロノ・トリガー」発売・・・スーファミ用ソフト。RPG。ゲーム性、ストーリー、プレータイムともバランスが良く今でも名作と名高い。
7月
◎「LOVE LOVE LOVE」CD発売・・・ドリカムのシングル。ドラマ「愛していると言ってくれ」の主題歌。248万枚を売り上げる。
10月
◎「ASAYAN」放送開始・・・オーディションバラエティ番組。ナインティナインがMCを務めた。有名な企画はつんく♂によるモーニング娘。のオーディション、プロデュース。
◎「新世紀エヴァンゲリオン」アニメ放送開始・・・SFロボットアニメ。監督庵野秀明、製作GAINAX。社会現象を引き起こした日本アニメ史に残る歴史的傑作。細かい設定と謎、キャラの内面に迫るシナリオ、監督の作家性が前面に出る作品となるなどそれまでのアニメの常識をことごとく覆した。メディアミックス展開、グッズ展開のみならず謎解き本や解釈本、二次創作も多く出ることとなりアニメ・ゲーム関連市場の拡大を担った。監督や声優の顔が多くのメディアに露出した最初のアニメでもある。以降の日本のすべてのエンタメ作品に少なくない影響を与えている。
◎「ときめきメモリアル」発売・・・プレステ用ソフト。恐らく最初の一般家庭機用の恋愛シミュレーションゲーム。ゲームもさることながらCDやグッズなどの展開も大きく広がりメディアに取り上げられることもあるくらい一大ブームとなった。
1996年
1月
◎「名探偵コナン」アニメ放送開始・・・原作は週刊少年サンデー連載の少年漫画。推理探偵もの。現在も放送中の国民的アニメとなる。
4月
◎「ロングバケーション」放送開始・・・木村拓哉主演のトレンディドラマ。平均視聴率は30%を超える。主題歌「LA・LA・LA・LOVE SONG」は売上185万枚を超える。
7月
◎「タッチ」アニメ再放送開始・・・ 原作はサンデー連載のラブコメ野球漫画。既に1985年にアニメを放送していたが、多くの人が一番印象に残ってる放送タイミングはこの再放送だと思われる。夏休み期間の40日間の間の平日午前中に全話分の再放送を行った。
9月
◎「サクラ大戦」発売・・・サターン用ゲームソフト。ドラマチックアドベンチャーゲーム。バトルゲームとしてもキャラクターゲームとしても秀逸な仕上がりになっている。3Dを追求していたプレステのソフトとは違いアニメムービーなどアニメ的演出をふんだんに取り入れ差別化もうまく図っていた。サターン史上随一の傑作。
1997年
1月
◎「踊る大捜査線」放送開始・・・織田裕二主演の刑事ドラマ。それまでのかっこいい刑事の勧善懲悪の物語というよりは警察内部の組織の問題や一公務員としての警察官の物語となっている。時代に合ったテーマであったことから、後に映画やドラマスペシャルもたくさん作られる大ヒットドラマとなった。
◎「ファイナルファンタジーⅦ」発売・・・プレステ用ソフト。RPG。シリーズ最高売上を誇るメガヒットゲーム。ロマンチックなシナリオとキャラクターに最新映像技術や斬新なゲームシステムをマッチさせた。日本ゲーム史上屈指の傑作。
3月
◎「新世紀エヴァンゲリオン劇場版1作目」公開・・・テレビシリーズの再構成続編。完結編に向けた総集編と続編エピソードの一部を公開。ちなみに前売券の売上は当時の日本記録を更新している。
4月
◎「広末涼子」CDデビュー・・・「ヒロスエブーム」を巻き起こした大人気アイドル。代表楽曲は「MajiでKoiする5秒前」「大スキ!」。早稲田大学への入学等でも話題になった。
7月
◎「新世紀エヴァンゲリオン劇場版2作目」公開・・・テレビシリーズから続く完全新作続編の最終話。テレビシリーズからこの完結編に至るまで様々な社会現象を引き起こし、メディアでも様々な取り上げられ方をした。いわゆるオタクの人口が一気に膨れ上がった時期でもある。
◎「もののけ姫」公開・・・宮崎駿ジブリ映画。当時の日本映画の興行記録を塗り替えた。
◎「ワンピース」連載開始・・・週刊少年 ジャンプにて連載開始。海洋冒険ロマン。現在も連載中。日本漫画史に残る最高傑作はここから始まっている。
1998年
1月
◎「モーニング娘。」デビュー・・・つんく♂プロデュースのアイドルグループとしてデビュー。それまでのアイドル像とは違い、オーディション番組を通じて誰にでもなれる可能性があることを示した。また以降トレンドとなる多人数アイドルグループの先駆けにもなった。代表楽曲は「LOVEマシーン」「ザ☆ピース!」「恋愛レボリューション21」など。
4月
◎「カードキャプターさくら」アニメ放送開始・・・少女漫画が原作だが、NHKでのアニメ化をきっかけに爆発的な人気が出る。魔法少女ものでメインターゲットは小さい女の子だったが、いわゆる大きなお友達から絶大な支持を集めることになる。
10月
◎「ラブひな」連載開始・・・週刊少年マガジンにて連載開始。ラブコメ漫画の金字塔とも言うべき作品。当時隆盛だったギャルゲー、恋愛シミュレーションゲームの要素を多く入れ読者のニーズを満たした。後にアニメ化もされ、主演は堀江由衣となる。ライブイベントなどを通して声優のアイドル化を加速させた作品でもある。
11月
◎「ドリームキャスト(ドリキャス)」発売・・・家庭用ゲーム機。サターンの後継機。いわゆるギャルゲや一部年齢制限のつく恋愛ゲームの隆盛を支えたハードでもある。ソフトとしては「Piaキャロットへようこそ‼2.5」「こみっくパーティー」などが有名。
1999年
2月
◎「ファイナルファンタジーⅧ」発売・・・プレステ用ソフト。RPG。前作Ⅶと同等の売上を誇る。本作から主題歌を入れることになった。その主題歌「Eyes on Me」は洋楽であるにも関わらず異例の50万枚を売り上げる。
9月
◎「温泉へ行こう」放送開始・・・昼ドラ。温泉旅館での人間模様を描いた作品。昼ドラにしてはどろどろした人間関係のシーンは少なくコミカルに仕上がっていることから人気を博した。視聴率は13%を超えることもあり最終的には5年以上5期にわたり放送している。昼ドラとしては異例の大ヒット作となった。
2000年
1月
◎「TSUNAMI」CD発売・・・サザンオールスターズのシングル。売上枚数は293万枚を超えサザン史上最も売れた楽曲となっている。
3月
◎「プレイステーション2」発売・・・プレステの後継機。ゲームハード史上最大の売上を誇る(1.5億台)。
4月
◎「内村プロデュース」放送開始・・・バラエティ番組。ウッチャンナンチャンの内村光良が若手お笑い芸人たちを面白かしくプロデュースするバラエティ番組。笑いを愛する芸人たちが体当たりでかつ和気あいあいとバラエティ企画に挑戦する姿は視聴者を大いに笑わせた。
5月
◎「スーパーロボット大戦α」発売・・・プレステ用ソフト。シミュレーションRPG。αシリーズは3部作でありその1作目がここで発売。あらゆるロボット作品がその垣根を超えて共演するゲーム。1991年から発売の続くゲームシリーズだが、このα3部作がシリーズ最高の売上を誇る。
2001年
1月
◎「HERO」放送開始・・・木村拓哉主演。検察官の正義の物語を描く。平均視聴率は30%を超えた。「踊る大捜査線」とともに恋愛ドラマにとってかわった職業ドラマの大ヒット作。
3月
◎「サクラ大戦3」発売・・・ドリキャス用ソフト。サクラ大戦2の続編。前作を上回るボリュームとクオリティに仕上がっている。オープニングムービーはゲーム史上最高との呼び声も高い。恐らくドリキャス購入を最も誘引したソフト。
7月
◎「ファイナルファンタジーⅩ」発売・・・プレステ2用ソフト。RPG。プレステ2用ソフトとして初めてのダブルミリオンの売上を達成。大ヒット作。
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