久保建英マッチレポート アトレティコ・マドリードVSマジョルカ(2021-2022ラ・リーガ第16節)
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試合結果
1-2 マジョルカ勝利
試合トピックス
21分 マジョルカ、ペナルティエリア内のこぼれ球からイ・ガンインが右足でシュート。キーパーがセーブ
54分 アトレティコ、コケがロングシュート。キーパーがセーブ
67分 アトレティコGOAL>>右サイドからのグラウンダーのクロスからクーニャが押し込む
73分 久保IN、サンチェスOUT
79分 マジョルカGOAL>>イ・ガンインのFKにルッソがヘディングで合わせる
90分 マジョルカGOAL>>カウンターから抜け出した久保がキーパーとの1対1を制し左足でゴール 【久保今季ラ・リーガ1ゴール目】
久保・マジョルカ詳報
久保が今季初の大仕事をやってのけた。
これが久保建英である。
欧州の強豪アトレティコ・マドリードのホームでアディショナルタイムに見事な勝ち越しゴールを叩き込んだ。
この日は73分からの出場となったが、短い時間ながら結果を出した。
この試合でも前節同様完全にはチームの中心としてフィットしておらずボールタッチも決して多くなかったが、それでも結果を出した。
これは昨季苦しんだ課題でもあったが、それに対する彼なりの解答でもあったように思う。
また、フィットが十分でない状態のときは普通はキーパーとの1対1の場面はナイーブになるものだが、このゴールは久保らしく自身の特長を理解し、それに対する自信に満ちたものであった点も見逃せない。
最も得意なタイミングの妙と股抜きを使ったシュート。
欧州屈指のキーパーであるオブラクを完全に制した。
改めて成長を止めていないこと、勝負強い選手であることを証明したと言っていいだろう。
クラブであろうと代表であろうと久保が結果を出せばどんな相手にでも勝てる。
やはりそうした選ばれた選手である。
そして、やや遠回りしたものの、久保にとって今季最初のゴールがようやく生まれたという意味でも素晴らしかった。
久保のゴールでのアウェイでの勝ち点3。
久保もマジョルカも次の試合から乗っていくはずだ。
さらなる結果の積み上げを期待したい。
それにしてもマジョルカはこの試合よく粘った。チーム力で劣る相手に対し全員で辛抱強くやるべきことをやり、勝ち点を手繰り寄せるプレーをした。
インテンシティとスキルの高い相手に対しすべての局面で臆することなく、かといって過剰にヒートアップすることなく冷静にできることを遂行した。(これがルイス・プラサ監督のチームカラー、チーム哲学なのだろう。)
サッカーでは、こういうときほど勝利の神様は微笑むものである。
次節の戦いも期待したい。
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